「瀬」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 12 件
「瀬」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
浅瀬に仇波(あさせにあだなみ)
思慮の浅い人間ほど、おしゃべりで些細なことで騒ぎ立てるということ。「仇波」は「徒波」とも書き、浅瀬が徒(いたずら)にさざ波を立てる意から。
飛鳥川の淵瀬(あすかがわのふちせ)
世の中は激しく移り変わり、定まりがたいことのたとえ。 奈良県を流れている飛鳥川は、氾濫しやすく淵と瀬が絶えず移り変わるとの意から。 「世の中は何か常なる飛鳥川昨日の淵ぞ今日は瀬になる」という歌から。
浮かぶ瀬(うかぶせ)
苦しい境遇や立場から抜け出す機会。 「瀬」は、川の浅い所。転じて、場所や機会の意。
浮かぶ瀬がない(うかぶせがない)
苦しい境遇や立場から逃れる機会が得られない様子。 「浮かぶ瀬」は、川の浅い所。転じて、場所や機会の意。
負うた子に教えられて浅瀬を渡る(おうたこにおしえられてあさせをわたる)
人は時には自分より経験の浅い年下の者から物事を教わることもあるというたとえ。背中に負ぶった子に浅瀬を教えられて川を無事に渡るとの意から。
昨日の淵は今日の瀬(きのうのふちはきょうのせ)
世の中の移り変わりが激しいこと、絶え間なく変化していくことのたとえ。 昨日まで深い淵だった所が、今日は浅い瀬になってしまうことから。
沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり(しずむせあればうかぶせあり)
人生にはいい時も悪い時もある。悪いことばかりが続くわけでないから、くよくよするなということ。
瀬を踏んで淵を知る(せをふんでふちをしる)
前もって試して、どんな危険があるかを察知することのたとえ。まず浅瀬を渡ってみて、深い淵の位置を知るということから。
立つ瀬が無い(たつせがない)
立場が無くなる。面目を失う。
二八余りは人の瀬越し(にはちあまりはひとのせごし)
十六歳頃は、人生を左右する大事な時期であるということ。「二八」は十六歳、「瀬越し」は重大な時期のこと。
淵は瀬となる(ふちはせとなる)
世のなりゆきも人の身の上も、いつまでも同じ姿ではいない。 昨日まで深くよどんでいた場所が、今日は足の届く早瀬に変わっている。
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ(みをすててこそうかぶせもあれ)
しがみついたまま離すまいとするうちは、逃げ場は開かない。惜しむものを手放して踏み込んだとき、はじめて浅瀬に足が着く。
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