風、破窓を射て灯火滅し易し
ことわざ「風、破窓を射て灯火滅し易し」の意味・読み方・異形などを解説します。
風、破窓を射て灯火滅し易し
かぜ、はそうをいてともしびめっしやすし
| 言葉 | 風、破窓を射て灯火滅し易し |
|---|---|
| 読み方 | かぜ、はそうをいてともしびめっしやすし |
| 意味 | すきま風の入る粗末な家で、貧しくさびしい日々を送る暮らしぶりのたとえ。
窓の破れ目から風が入りこみ、ともした明かりが今にも消えそうになる、その住まいの情景を表したもの。 唐の詩人杜荀鶴(とじゅんかく)が、旅先で病の床についたときの心細さをよんだ詩「旅中臥病」の一句による。短く「風破窓を射る」ともいう。 |
| 例文 | 仕送りの少ない学生時代は、風、破窓を射て灯火滅し易しといった古い下宿で冬を越した。 |
| 出典 | 杜荀鶴「旅中臥病」 |
| 異形 | 風破窓を射る(かぜはそうをいる) |
| 場面 | 貧乏・貧しい |
| 使用漢字 | 風 / 破 / 窓 / 射 / 灯 / 火 / 滅 / 易 |
「風」を含むことわざ
- 秋風が立つ(あきかぜがたつ)
- 秋風と夫婦喧嘩は日が入りゃ止む(あきかぜとふうふげんかはひがいりゃやむ)
- 商人と屏風は直ぐには立たぬ(あきんどとびょうぶはすぐにはたたぬ)
- 朝風呂丹前長火鉢(あさぶろたんぜんながひばち)
- 明日は明日の風が吹く(あしたはあしたのかぜがふく)
- あったら口に風邪をひかす(あったらくちにかぜをひかす)
- 網の目に風たまらず(あみのめにかぜたまらず)
- 網の目に風たまる(あみのめにかぜたまる)
- 雨塊を破らず、風枝を鳴らさず(あめつちくれをやぶらず、かぜえだをならさず)
- 雨に沐い風に櫛る(あめにかみあらいかぜにくしけずる)
「破」を含むことわざ
- 雨塊を破らず、風枝を鳴らさず(あめつちくれをやぶらず、かぜえだをならさず)
- 怪しきを見て怪しまざれば、怪しみ却って破る(あやしきをみてあやしまざれば、あやしみかえってやぶる)
- 石破れ天驚く(いしやぶれてんおどろく)
- 磯際で船を破る(いそぎわでふねをやぶる)
- 川口で船を破る(かわぐちでふねをわる)
- 癇癪持ちの事破り(かんしゃくもちのことやぶり)
- 口の虎は身を破る(くちのとらはみをやぶる)
- 国破れて山河在り(くにやぶれてさんがあり)
- 山中の賊を破るは易く心中の賊を破るは難し(さんちゅうのぞくをやぶるはやすくしんちゅうのぞくをやぶるはかたし)
- 序破急(じょはきゅう)
「窓」を含むことわざ
- 風、破窓を射て灯火滅し易し(かぜ、はそうをいてともしびめっしやすし)
- 深窓に育つ(しんそうにそだつ)
- 蛍の光窓の雪(ほたるのひかりまどのゆき)
- 目は心の窓(めはこころのまど)
「射」を含むことわざ
- 暗中的を射る(あんちゅうまとをいる)
- 一人善く射れば百夫決拾す(いちにんよくいればひゃっぷけっしゅうす)
- 金的を射落とす(きんてきをいおとす)
- 射程距離に入る(しゃていきょりにはいる)
- 将を射んと欲すれば先ず馬を射よ(しょうをいんとほっすればまずうまをいよ)
- 正鵠を射る(せいこくをいる)
- 下手の射る矢(へたのいるや)
- 的を射る(まとをいる)
- 目を射る(めをいる)
「灯」を含むことわざ
- 暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)
- 命は風前の灯の如し(いのちはふうぜんのともしびのごとし)
- 傘と提灯は戻らぬつもりで貸せ(かさとちょうちんはもどらぬつもりでかせ)
- 暮れぬ先の提灯(くれぬさきのちょうちん)
- 紅灯の巷(こうとうのちまた)
- 長者の万灯より貧者の一灯(ちょうじゃのまんとうよりひんじゃのいっとう)
- 提灯で餅を搗く(ちょうちんでもちをつく)
- 提灯に釣り鐘(ちょうちんにつりがね)
- 提灯持ち(ちょうちんもち)
- 提灯持ち川へはまる(ちょうちんもちかわへはまる)
「火」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 悪業の猛火(あくごうのみょうか)
- 朝風呂丹前長火鉢(あさぶろたんぜんながひばち)
- 足下に火が付く(あしもとにひがつく)
- 頭から火が付く(あたまからひがつく)
- 熱火子に払う(あつびこにはらう)
- 家鴨の火事見舞い(あひるのかじみまい)
- 油紙に火の付いたよう(あぶらがみにひのついたよう)
- 暗夜に灯火を失う(あんやにともしびをうしなう)
- 家に女房なきは火のない炉のごとし(いえににょうぼうなきはひのないろのごとし)
「滅」を含むことわざ
- 焔焔に滅せずんば炎炎を若何せん(えんえんにめっせずんばえんえんをいかんせん)
- 気が滅入る(きがめいる)
- 唇滅びて歯寒し(くちびるほろびてはさむし)
- 三寸の舌に五尺の身を滅ぼす(さんずんのしたにごしゃくのみをほろぼす)
- 生者必滅、会者定離(しょうじゃひつめつ、えしゃじょうり)
- 心頭滅却すれば火もまた涼し(しんとうめっきゃくすればひもまたすずし)
- 大義、親を滅す(たいぎ、しんをめっす)
- 大徳は小怨を滅ぼす(だいとくはしょうえんをほろぼす)
- 灯滅せんとして光を増す(とうめっせんとしてひかりをます)
- 平家を滅ぼすは平家(へいけをほろぼすはへいけ)
「易」を含むことわざ
- 余り円きはまろび易し(あまりまろきはまろびやすし)
- 案ずるより産むが易し(あんずるよりうむがやすし)
- 言うは易く行うは難し(いうはやすくおこなうはかたし)
- 易者、身の上知らず(えきしゃ、みのうえしらず)
- 金儲けと死に病に易い事なし(かねもうけとしにやまいにやすいことなし)
- 木強ければ折れ易し(きつよければおれやすし)
- 簀を易う(さくをかう)
- 山中の賊を破るは易く心中の賊を破るは難し(さんちゅうのぞくをやぶるはやすくしんちゅうのぞくをやぶるはかたし)
- 四時を貫きて柯を改め葉を易えず(しじをつらぬきてえだをあらためはをかえず)
- 少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすくがくなりがたし)
