焔焔に滅せずんば炎炎を若何せん
ことわざ「焔焔に滅せずんば炎炎を若何せん」の意味・読み方を解説します。
焔焔に滅せずんば炎炎を若何せん
えんえんにめっせずんばえんえんをいかんせん
| 言葉 | 焔焔に滅せずんば炎炎を若何せん |
|---|---|
| 読み方 | えんえんにめっせずんばえんえんをいかんせん |
| 意味 | 困ったことや災いは、起こりかけの小さいうちに片づけてしまうのが賢いと説く言葉。
火は燃え出したばかりならたやすく消せるが、勢いよく燃え広がったあとでは、消し止めるのがひどく難しくなる。 「焔焔」は燃え始めの弱い火、「炎炎」は激しく燃え上がる火のこと。『孔子家語』観周に見える「焰焰不滅、炎炎若何」を読み下した形で、孔子が周の始祖を祭った建物で見た金属の像の背中に彫りつけられた教えの一句である。似た戒めに綿綿を絶たずんば蔓蔓を若何せんがある。 |
| 例文 | 「小さな行き違いのうちに話し合っておこう。焔焔に滅せずんば炎炎を若何せんと言うからね」と兄が言った。 |
| 出典 | 『孔子家語』観周 |
| 場面 | 戒めの言葉 / 早めに手を打つ |
| 使用漢字 | 焔 / 滅 / 炎 / 若 / 何 |
「焔」を含むことわざ
- 焔焔に滅せずんば炎炎を若何せん(えんえんにめっせずんばえんえんをいかんせん)
「滅」を含むことわざ
- 気が滅入る(きがめいる)
- 唇滅びて歯寒し(くちびるほろびてはさむし)
- 三寸の舌に五尺の身を滅ぼす(さんずんのしたにごしゃくのみをほろぼす)
- 生者必滅、会者定離(しょうじゃひつめつ、えしゃじょうり)
- 心頭滅却すれば火もまた涼し(しんとうめっきゃくすればひもまたすずし)
- 大義、親を滅す(たいぎ、しんをめっす)
- 大徳は小怨を滅ぼす(だいとくはしょうえんをほろぼす)
- 灯滅せんとして光を増す(とうめっせんとしてひかりをます)
- 平家を滅ぼすは平家(へいけをほろぼすはへいけ)
- 兵強ければ則ち滅ぶ(へいつよければすなわちほろぶ)
「炎」を含むことわざ
- 焔焔に滅せずんば炎炎を若何せん(えんえんにめっせずんばえんえんをいかんせん)
- 陽炎稲妻水の月(かげろういなずまみずのつき)
- 気炎を揚げる(きえんをあげる)
- 瞋恚の炎(しんいのほのお)
- 炎を燃やす(ほのおをもやす)
「若」を含むことわざ
- いずれ菖蒲か杜若(いずれあやめかかきつばた)
- 傍らに人無きが若し(かたわらにひとなきがごとし)
- 学若し成らずんば死すとも帰らず(がくもしならずんばしすともかえらず)
- 気が若い(きがわかい)
- 君子の交わりは淡きこと水の若し(くんしのまじわりはあわきことみずのごとし)
- 衣は新しきに若くは莫く、人は故きに若くは莫し(ころもはあたらしきにしくはなく、ひとはふるきにしくはなし)
- 子を知ること父に若くはなし(こをしることちちにしくはなし)
- 五指のこもごも弾くは捲手の一挃に若かず(ごしのこもごもはじくはけんしゅのいっちつにしかず)
- 駟の隙を過ぐるが若し(しのげきをすぐるがごとし)
- 大巧は拙なるが若し(たいこうはせつなるがごとし)
