九層の台は累土より起こる
ことわざ「九層の台は累土より起こる」の意味・読み方を解説します。
九層の台は累土より起こる
きゅうそうのうてなはるいどよりおこる
| 言葉 | 九層の台は累土より起こる |
|---|---|
| 読み方 | きゅうそうのうてなはるいどよりおこる |
| 意味 | どんなに大きな物事も、小さな物事を一つずつ積み上げることで出来上がる、というたとえ。
九階もある高い建物でさえ、最初はひと盛りの土を置くところから築いていく。そのようすを、物事の成り立ちに当てはめている。「台(うてな)」は、遠くまで見わたせるように高く造った建物のこと。「累土」は、積み重ねた土のこと。 『老子』の同じ章で、この句に続けて述べられるのが千里の行も足下より始まるである。考え方が近い句には、塵も積もれば山となるがある。 |
| 例文 | 県大会での優勝は、毎朝続けてきた基礎練習のたまものだ。まさに九層の台は累土より起こるだね。 |
| 出典 | 『老子』六十四章 |
| 場面 | 積み重ね / 物事の始まり |
| 使用漢字 | 九 / 層 / 台 / 累 / 土 / 起 |
「九」を含むことわざ
- 王は十善神は九善(おうはじゅうぜんかみはくぜん)
- お前百までわしゃ九十九まで(おまえひゃくまでわしゃくじゅうくまで)
- 寒九の雨(かんくのあめ)
- 九牛の一毛(きゅうぎゅうのいちもう)
- 九死に一生を得る(きゅうしにいっしょうをえる)
- 九仞の功を一簣に虧く(きゅうじんのこうをいっきにかく)
- 九尺二間に戸が一枚(くしゃくにけんにとがいちまい)
- 三十九じゃもの花じゃもの(さんじゅうくじゃものはなじゃもの)
- 三拝九拝する(さんぱいきゅうはいする)
- 葬礼九つ酒七つ(そうれいここのつさけななつ)
「層」を含むことわざ
- 九層の台は累土より起こる(きゅうそうのうてなはるいどよりおこる)
- 呉服五層倍(ごふくごそうばい)
- 手出し十層倍(てだしじっそうばい)
- 百姓百層倍(ひゃくしょうひゃくそうばい)
「台」を含むことわざ
- 大台に乗る(おおだいにのる)
- 笠の台が飛ぶ(かさのだいがとぶ)
- 笠の台の生き別れ(かさのだいのいきわかれ)
- 清水の舞台から飛び降りる(きよみずのぶたいからとびおりる)
- 後光より台座が高くつく(ごこうよりだいざがたかくつく)
- 台風の目(たいふうのめ)
- 台所を預かる(だいどころをあずかる)
- 灯台下暗し(とうだいもとくらし)
- 女房は台所から貰え(にょうぼうはだいどころからもらえ)
- 蓮の台の半座を分かつ(はすのうてなのはんざをわかつ)
「累」を含むことわざ
「土」を含むことわざ
- お土砂を掛ける(おどしゃをかける)
- 門松は冥土の旅の一里塚(かどまつはめいどのたびのいちりづか)
- 鐘鋳るまでの土鋳型(かねいるまでのつちいがた)
- 寒に帷子、土用に布子(かんにかたびら、どようにぬのこ)
- 形骸を土木にす(けいがいをどぼくにす)
- 白髪は冥土の使い(しらがはめいどのつかい)
- 西瓜は土で作れ南瓜は手で作れ(すいかはつちでつくれかぼちゃはてでつくれ)
- 積土山を成す(せきどやまをなす)
- 雪駄の土用干し(せったのどようぼし)
- 率土の浜(そっとのひん)
