笠の台の生き別れ
ことわざ「笠の台の生き別れ」の意味・読み方を解説します。
笠の台の生き別れ
かさのだいのいきわかれ
| 言葉 | 笠の台の生き別れ |
|---|---|
| 読み方 | かさのだいのいきわかれ |
| 意味 | 刀で首を落とされ、頭と胴体が切り離される目にあうこと。打ち首にされるのをいう。
「笠の台」とは、もとは笠をのせて置く台のこと。笠をかぶる人の頭や首をその台になぞらえて、こう呼んだ。「生き別れ」は、ふつうは家族などが、命のあるうちに離ればなれになることだが、この句では、もとはひとつにつながっていた頭と胴体がばらばらになるさまを、その語にあてはめて表している。 同じ「笠の台」が入った笠の台が飛ぶは、首を斬られる意のほかに、勤め先を追われるという意味も持つ。一方、この句は首を斬られる意味に限られる。頭と体が別々になる意味を持つ別の言い方に身首処を異にすがある。 |
| 例文 | 時代劇で、悪代官が「わしに逆らえば笠の台の生き別れだぞ」と、村の若者をおどす場面があった。 |
| 場面 | 死亡 |
| 使用漢字 | 笠 / 台 / 生 / 別 |
「笠」を含むことわざ
- 姉は菅笠、妹は日傘(あねはすげがさ、いもとはひがさ)
- 雨晴れて笠を忘れる(あめはれてかさをわすれる)
- 卯の時雨に笠持つな(うのときあめにかさもつな)
- 逢うた時に笠を脱げ(おうたときにかさをぬげ)
- 笠に着る(かさにきる)
- 笠の台が飛ぶ(かさのだいがとぶ)
- 喧嘩にかぶる笠はない(けんかにかぶるかさはない)
- 心に笠着て暮らせ(こころにかさきてくらせ)
- 千貫のかたに編笠一蓋(せんがんのかたにあみがさいっかい)
- 月に雨笠日笠なし(つきにあまがさひがさなし)
「台」を含むことわざ
- 大台に乗る(おおだいにのる)
- 笠の台が飛ぶ(かさのだいがとぶ)
- 清水の舞台から飛び降りる(きよみずのぶたいからとびおりる)
- 後光より台座が高くつく(ごこうよりだいざがたかくつく)
- 台風の目(たいふうのめ)
- 台所を預かる(だいどころをあずかる)
- 灯台下暗し(とうだいもとくらし)
- 女房は台所から貰え(にょうぼうはだいどころからもらえ)
- 蓮の台の半座を分かつ(はすのうてなのはんざをわかつ)
- 踏み台にする(ふみだいにする)
「生」を含むことわざ
- 諦めは心の養生(あきらめはこころのようじょう)
- 徒花に実は生らぬ(あだばなにみはならぬ)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 生き肝を抜く(いきぎもをぬく)
- 生きた心地もしない(いきたここちもしない)
- 生きた空もない(いきたそらもない)
- 生き血を吸う(いきちをすう)
- 生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
- 生きとし生けるもの(いきとしいけるもの)
- 生き二両に死に五両(いきにりょうにしにごりょう)
