嬰児の貝を以て巨海を測る
ことわざ「嬰児の貝を以て巨海を測る」の意味・読み方を解説します。
嬰児の貝を以て巨海を測る
えいじのかいをもってきょかいをはかる
| 言葉 | 嬰児の貝を以て巨海を測る |
|---|---|
| 読み方 | えいじのかいをもってきょかいをはかる |
| 意味 | 手にした力や道具があまりに小さく、取り組む相手が大きすぎて、どれほど骨を折っても、なしとげる見込みがまるで立たないこと。
まだ乳を飲んでいるほどの幼子が小さな貝がらを器にして、限りなく広い海の水をくみ出し、その量を残らず知ろうとする姿から。「嬰児」は赤ん坊、「巨海」は大きな海のこと。 この句のもとは、中国の『漢書』東方朔伝に見える「以蠡測海」(小さな器で海の水を量る)の語句。似通った言い回しとして、蠡を以て海を測る・貝殻で海を量る・大海を手で塞ぐがある。 |
| 例文 | 燃え広がる山火事にバケツ一杯の水で立ち向かうのは嬰児の貝を以て巨海を測るに等しい。まずは消防に知らせよう。 |
| 場面 | 不可能 |
| 使用漢字 | 嬰 / 児 / 貝 / 以 / 巨 / 海 / 測 |
「嬰」を含むことわざ
- 嬰児の貝を以て巨海を測る(えいじのかいをもってきょかいをはかる)
「児」を含むことわざ
- 朝には富児の門を扣き、暮には肥馬の塵に随う(あしたにはふじのもんをたたき、ゆうべにはひばのちりにしたがう)
- 麒麟児(きりんじ)
- 死児の齢を数える(しじのよわいをかぞえる)
- 児戯に等しい(じぎにひとしい)
- 児孫自ずから児孫の計あり(じそんおのずからじそんのけいあり)
- 児孫のために美田を買わず(じそんのためにびでんをかわず)
- 豚児(とんじ)
「貝」を含むことわざ
- 鮑の貝の片思い(あわびのかいのかたおもい)
- 内に居る時の蛤貝、外へ出た時の蜆貝(うちにいるときのはまぐりがい、そとへでたときのしじみがい)
- 嬰児の貝を以て巨海を測る(えいじのかいをもってきょかいをはかる)
- 貝殻で海を量る(かいがらでうみをはかる)
- 蜆貝で海を量る(しじみがいでうみをはかる)
- 蜆千より法螺貝一つ(しじみせんよりほらがいひとつ)
「以」を含むことわざ
- 悪の小なるを以て之を為すなかれ(あくのしょうなるをもってこれをなすなかれ)
- 油を以って油煙を落とす(あぶらをもってゆえんをおとす)
- 一言以て之を蔽う(いちげんもってこれをおおう)
- 一を以て万を知る(いちをもってばんをしる)
- 一簣を以て江河を障う(いっきをもってこうがをささう)
- 佚を以って労を待つ(いつをもってろうをまつ)
- 夷を以て夷を制す(いをもっていをせいす)
- 怨みに報ゆるに徳を以てす(うらみにむくゆるにとくをもってす)
- 己を以て人を量る(おのれをもってひとをはかる)
- 恩を以て怨みに報ず(おんをもってうらみにほうず)
「巨」を含むことわざ
- 嬰児の貝を以て巨海を測る(えいじのかいをもってきょかいをはかる)
- 巨星墜つ(きょせいおつ)
「海」を含むことわざ
- 青海苔の答礼に太太神楽を打つ(あおのりのとうれいにだいだいかぐらをうつ)
- 海驢の番(あしかのばん)
- 一滴舌上に通じて、大海の塩味を知る(いってきぜつじょうにつうじて、たいかいのえんみをしる)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 海魚腹から川魚背から(うみうおはらからかわうおせから)
- 海に千年山に千年(うみにせんねんやまにせんねん)
- 海の事は漁師に問え(うみのことはりょうしにとえ)
- 海の物とも山の物ともつかぬ(うみのものともやまのものともつかぬ)
- 海も見えぬに船用意(うみもみえぬにふねようい)
- 海老で鯛を釣る(えびでたいをつる)
