老いて再び稚児になる
ことわざ「老いて再び稚児になる」の意味・読み方・異形などを解説します。
老いて再び稚児になる
おいてふたたびちごになる
| 言葉 | 老いて再び稚児になる |
|---|---|
| 読み方 | おいてふたたびちごになる |
| 意味 | 人は年を重ねると、物事をのみ込む力や判断する力、もの覚えなどが弱まって、まるで幼い子どもに返ったかのような言動が目につき始めること。
「稚児(ちご)」は、乳飲み子やまだ幼い子どものこと。年老いた人が、もう一度人生の始まりのころへ引き戻されたように見える、と言い表した句。 近い意味の句として、本卦還りの三つ子や「七十の三つ子」「八十の三つ子」も挙げられる。 |
| 例文 | 祖母は近ごろ、少しでも機嫌を損ねると小さな子のようにすねてしまう。老いて再び稚児になるというから仕方がないと、家族で気長に付き合うことにした。 |
| 異形 | 老いて再び児になる(おいてふたたびちごになる) |
| 老いて二度児になる(おいてふたたびちごになる) | |
| 場面 | 子ども / 老人 / 衰える |
| 使用漢字 | 老 / 再 / 稚 / 児 / 二 / 度 |
「老」を含むことわざ
- 生まれながらの長老なし(うまれながらのちょうろうなし)
- 海老で鯛を釣る(えびでたいをつる)
- 海老の鯛交じり(えびのたいまじり)
- 老い木に花咲く(おいきにはなさく)
- 老い木は曲がらぬ(おいきはまがらぬ)
- 老いたる馬は道を忘れず(おいたるうまはみちをわすれず)
- 老いたるを父とせよ(おいたるをちちとせよ)
- 老いては子に従え(おいてはこにしたがえ)
- 老いてはますます壮んなるべし(おいてはますますさかんなるべし)
- 老いの一徹(おいのいってつ)
「再」を含むことわざ
- 一日再び晨なり難し(いちじつふたたびあしたなりがたし)
- 一再ならず(いっさいならず)
- 老いて再び稚児になる(おいてふたたびちごになる)
- 破鏡再び照らさず(はきょうふたたびてらさず)
- 落花枝に返らず、破鏡再び照らさず(らっかえだにかえらず、はきょうふたたびてらさず)
「稚」を含むことわざ
- 老いて再び稚児になる(おいてふたたびちごになる)
「児」を含むことわざ
- 朝には富児の門を扣き、暮には肥馬の塵に随う(あしたにはふじのもんをたたき、ゆうべにはひばのちりにしたがう)
- 嬰児の貝を以て巨海を測る(えいじのかいをもってきょかいをはかる)
- 麒麟児(きりんじ)
- 死児の齢を数える(しじのよわいをかぞえる)
- 児戯に等しい(じぎにひとしい)
- 児孫自ずから児孫の計あり(じそんおのずからじそんのけいあり)
- 児孫のために美田を買わず(じそんのためにびでんをかわず)
- 豚児(とんじ)
「二」を含むことわざ
- 青二才(あおにさい)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 値を二つにせず(あたいをふたつにせず)
- 生き二両に死に五両(いきにりょうにしにごりょう)
- 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
- 一運二腰三拍子(いちうんにこしさんびょうし)
- 一応も二応も(いちおうもにおうも)
- 一押し、二金、三男(いちおし、にかね、さんおとこ)
- 一押し二押し(いちおしにおし)
- 一髪、二化粧、三衣装(いちかみ、にけしょう、さんいしょう)
