獣を逐う者は目に太山を見ず
「獣を逐う者は目に太山を見ず」の意味・読み方を解説します。類句に「鹿を逐う者は山を見ず」などがあります。
獣を逐う者は目に太山を見ず
じゅうをおうものはめにたいざんをみず
| 言葉 | 獣を逐う者は目に太山を見ず |
|---|---|
| 読み方 | じゅうをおうものはめにたいざんをみず |
| 意味 | 一つの獲物だけを追いかける者は、あたりの様子にも、自分がどれほど危うい場所に踏み込んでいるかにも頓着しないということ。獣を追う者にとっては、行く手をふさぐ大きな山さえ無いも同然だ、というたとえ。 |
| 出典 | 『淮南子』説林訓 |
| 場面 | 目先の利益にとらわれる |
| 類句 | 鹿を逐う者は山を見ず(しかをおうものはやまをみず) |
| 使用語彙 | 目 |
| 使用漢字 | 獣 / 逐 / 者 / 目 / 太 / 山 / 見 |
「獣」を含むことわざ
- 悪獣もなおその類を思う(あくじゅうもなおそのるいをおもう)
- 猩猩能く言えども禽獣を離れず(しょうじょうよくいえどもきんじゅうをはなれず)
- 獣を逐う者は目に太山を見ず(じゅうをおうものはめにたいざんをみず)
- 角ある獣に上歯なし(つのあるけものにうわばなし)
「逐」を含むことわざ
- 悪貨は良貨を駆逐する(あっかはりょうかをくちくする)
- 鹿を逐う(しかをおう)
- 鹿を逐う者は兎を顧みず(しかをおうものはうさぎをかえりみず)
- 鹿を逐う者は山を見ず(しかをおうものはやまをみず)
- 獣を逐う者は目に太山を見ず(じゅうをおうものはめにたいざんをみず)
- 逐鹿(ちくろく)
「者」を含むことわざ
- 愛出ずる者は愛返り、福往く者は福来る(あいいずるものはあいかえり、ふくゆくものはふくきたる)
- 青表紙を叩いた者にはかなわぬ(あおびょうしをたたいたものにはかなわぬ)
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 垢で死んだ者はない(あかでしんだものはない)
- 悪女の賢者ぶり(あくじょのけんじゃぶり)
- 当たった者のふの悪さ(あたったもののふのわるさ)
- 新たに沐する者は必ず冠を弾く(あらたにもくするものはかならずかんむりをはじく)
- 医者が取るか坊主が取るか(いしゃがとるかぼうずがとるか)
- 医者寒からず儒者寒し(いしゃさむからずじゅしゃさむし)
- 医者上手にかかり下手(いしゃじょうずにかかりべた)
「目」を含むことわざ
- 青葉は目の薬(あおばはめのくすり)
- 秋の入り日と年寄りはだんだん落ち目が早くなる(あきのいりひととしよりはだんだんおちめがはやくなる)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 麻殻に目鼻をつけたよう(あさがらにめはなをつけたよう)
- 朝題目に宵念仏(あさだいもくによいねんぶつ)
- 網の目に風たまらず(あみのめにかぜたまらず)
- 網の目に風たまる(あみのめにかぜたまる)
- 網の目を潜る(あみのめをくぐる)
- 好い目(いいめ)
- いい目が出る(いいめがでる)
「太」を含むことわざ
- 味無い物の煮え太り(あじないもののにえぶとり)
- 一姫二太郎(いちひめにたろう)
- 鉦太鼓で捜す(かねたいこでさがす)
- 肝が太い(きもがふとい)
- 神経が太い(しんけいがふとい)
- 地団太を踏む(じだんだをふむ)
- 次郎にも太郎にも足りぬ(じろうにもたろうにもたりぬ)
- 線が太い(せんがふとい)
- 太公望(たいこうぼう)
- 太鼓判を押す(たいこばんをおす)
「山」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 後は野となれ山となれ(あとはのとなれやまとなれ)
- 石、玉をつつみて山輝く(いし、たまをつつみてやまかがやく)
- 何れを見ても山家育ち(いずれをみてもやまがそだち)
- 一度焼けた山は二度は焼けぬ(いちどやけたやまはにどはやけぬ)
- 一目山随徳寺(いちもくさんずいとくじ)
- 海に千年山に千年(うみにせんねんやまにせんねん)
- 海の物とも山の物ともつかぬ(うみのものともやまのものともつかぬ)
- 円石を千仞の山に転ず(えんせきをせんじんのやまにてんず)
- 驚き、桃の木、山椒の木(おどろき、もものき、さんしょのき)
