鹿を逐うとは
鹿を逐う
しかをおう
言葉 | 鹿を逐う |
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読み方 | しかをおう |
意味 | 地位や権力を得ようとして争うこと。
「鹿」は帝位の意。転じて、地位や権力のこと。 帝位を得ようとして争うとの意から。 「中原に鹿を逐う」「逐鹿」ともいう。 |
出典 | 『史記』淮陰侯伝 |
異形 | 中原に鹿を逐う(ちゅうげんにしかをおう) |
場面用途 | 争う |
使用語彙 | 鹿 |
使用漢字 | 鹿 / 逐 / 中 / 原 |
「鹿」を含むことわざ
- 秋の鹿は笛に寄る(あきのしかはふえによる)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 馬を鹿(うまをしか)
- 親馬鹿子馬鹿(おやばかこばか)
- 鹿島立ち(かしまだち)
- 火事場の馬鹿力(かじばのばかぢから)
- 金があれば馬鹿も旦那(かねがあればばかもだんな)
- 空世辞は馬鹿を嬉しがらせる(からせじはばかをうれしがらせる)
- 下種の一寸、のろまの三寸、馬鹿の開けっ放し(げすのいっすん、のろまのさんずん、ばかのあけっぱなし)
- 桜折る馬鹿、柿折らぬ馬鹿(さくらおるばか、かきおらぬばか)
「逐」を含むことわざ
- 悪貨は良貨を駆逐する(あっかはりょうかをくちくする)
- 鹿を逐う(しかをおう)
- 鹿を逐う者は山を見ず(しかをおうものはやまをみず)
- 獣を逐う者は目に太山を見ず(じゅうをおうものはめにたいざんをみず)
- 逐鹿(ちくろく)
- 中原に鹿を逐う(ちゅうげんにしかをおう)
「中」を含むことわざ
- 麻の中の蓬(あさのなかのよもぎ)
- 中らずと雖も遠からず(あたらずといえどもとおからず)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 後先息子に中娘(あとさきむすこになかむすめ)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
- 意中の人(いちゅうのひと)
- 井の中の蛙大海を知らず(いのなかのかわずたいかいをしらず)
- 魚の釜中に遊ぶが如し(うおのふちゅうにあそぶがごとし)
- 海中より盃中に溺死する者多し(かいちゅうよりはいちゅうにできしするものおおし)
- 渦中に巻き込まれる(かちゅうにまきこまれる)
「原」を含むことわざ
- 小田原評定(おだわらひょうじょう)
- 脛に疵持てば笹原走る(すねにきずもてばささはらはしる)
- 関ヶ原(せきがはら)
- 中原に鹿を逐う(ちゅうげんにしかをおう)
- 燎原の火(りょうげんのひ)