「目先の利益にとらわれる」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 8 件
「目先の利益にとらわれる」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全8件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
一文惜しみの百知らず(いちもんおしみのひゃくしらず)
出し渋った額の何十倍が、後になって手元から出ていく。しかも当人は、その差し引きに最後まで気づかない。 「百知らず」は「百損」「百失い」とも書く。
女賢しゅうして牛売り損なう(おんなさかしゅうしてうしうりそこなう)
細かいところに気が回るあまり、まとまるはずの話を取り逃がす。 近い勘定に目が向くと、その先の得が見えなくなる。
女の知恵は鼻の先(おんなのちえははなのさき)
女の考えは鼻の先までしか届かないとして、その場かぎりの思案しかできないとそしった言葉。 「鼻の先」はすぐ目の前のことで、先々を見渡す目がないことをいう。
木っ端を拾うて材木を流す(こっぱをひろうてざいもくをながす)
小事にかまけて大事に失敗するたとえ。木のきれはしを集めて材木を流してしまうということから。
鹿を逐う者は山を見ず(しかをおうものはやまをみず)
一つを手にすることへ気を取られた者の目からは、それ以外がきれいに抜け落ちる。 欲しいものだけが見えている間は、足元で何が起きていても届かない。
獣を逐う者は目に太山を見ず(じゅうをおうものはめにたいざんをみず)
一つの獲物だけを追いかける者は、あたりの様子にも、自分がどれほど危うい場所に踏み込んでいるかにも頓着しないということ。獣を追う者にとっては、行く手をふさぐ大きな山さえ無いも同然だ、というたとえ。
近火で手を焙る(ちかびでてをあぶる)
目の前の小さな利益を追うたとえ。とりあえず身近にある火で手を焙って暖める意から。
安きを偸む(やすきをぬすむ)
将来のことを考えず、目先の安楽をむさぼること。 「偸安」ともいう。
