乞食が馬を貰う
ことわざ「乞食が馬を貰う」の意味・読み方・異形などを解説します。
乞食が馬を貰う
こじきがうまをもらう
| 言葉 | 乞食が馬を貰う |
|---|---|
| 読み方 | こじきがうまをもらう |
| 意味 | 自分の立場や暮らしぶりにそぐわない物をもらって、うまく扱いきれずに困りはてるたとえ。せっかくの贈り物が、受け取った側にはむしろ重荷になる場合にも言う。
その日の食べ物にも困る乞食が馬をもらっても、どう世話をしたらよいか分からず、持てあますばかりだということから。 「乞食が馬を買ったよう」という似た句も、手に余る物を抱えて困るさまを表す。持ち主と物とが釣り合わない点で、「乞食が赤包み」や「乞食に朱椀」とも通じる。 |
| 例文 | 抽選で大きなマッサージチェアが当たったが、狭いアパートでは置き場所もなく、まるで乞食が馬を貰うようなものだった。 |
| 異形 | 乞食が馬をもらう(こじきがうまをもらう) |
| 場面 | 不相応・釣り合わない / ありがた迷惑 / 乞食 |
| 使用漢字 | 乞 / 食 / 馬 / 貰 |
「乞」を含むことわざ
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 哀れみを乞う(あわれみをこう)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 浮気と乞食はやめられぬ(うわきとこじきはやめられぬ)
- 江戸っ子の往き大名帰り乞食(えどっこのゆきだいみょうかえりこじき)
- 近江泥棒伊勢乞食(おうみどろぼういせこじき)
- 親苦、子楽、孫乞食(おやく、こらく、まごこじき)
- お椀を持たぬ乞食はない(おわんをもたぬこじきはない)
- 骸骨を乞う(がいこつをこう)
- 玉斧を乞う(ぎょくふをこう)
「食」を含むことわざ
- 煽りを食う(あおりをくう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 悪衣悪食を恥ずる者は、未だ与に議するに足らず(あくいあくしょくをはずるものは、いまだともにぎするにたらず)
- 足止めを食う(あしどめをくう)
- 明日食う塩辛に今日から水を飲む(あすくうしおからにきょうからみずをのむ)
- あの声で蜥蜴食らうか時鳥(あのこえでとかげくらうかほととぎす)
- 危ない所に登らねば熟柿は食えぬ(あぶないところにのぼらねばじゅくしはくえぬ)
- 淡きを食らい薄きを着る(あわきをくらいうすきをきる)
- 慌てる乞食は貰いが少ない(あわてるこじきはもらいがすくない)
- 泡を食う(あわをくう)
「馬」を含むことわざ
- 敢えて後れたるに非ず、馬進まざるなり(あえておくれたるにあらず、うますすまざるなり)
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 朝には富児の門を扣き、暮には肥馬の塵に随う(あしたにはふじのもんをたたき、ゆうべにはひばのちりにしたがう)
- 荒馬の轡は前から(あらうまのくつわはまえから)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 一馬の奔る、一毛の動かざるは無し(いちばのはしる、いちもうのうごかざるはなし)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛にも馬にも踏まれず(うしにもうまにもふまれず)
