危ない所に登らねば熟柿は食えぬ
ことわざ「危ない所に登らねば熟柿は食えぬ」の意味・読み方を解説します。
危ない所に登らねば熟柿は食えぬ
あぶないところにのぼらねばじゅくしはくえぬ
| 言葉 | 危ない所に登らねば熟柿は食えぬ |
|---|---|
| 読み方 | あぶないところにのぼらねばじゅくしはくえぬ |
| 意味 | 大きな利益や、のぞみどおりの成果は、危険をかえりみずに挑んだ者だけが手にできるということ。
柿の実は木の高い枝になるので、落ちるかもしれない所までよじ登る者でなければ、熟して甘くなった実は味わえない。これを物事の成功に重ねている。 「熟柿」は「じゅくし」と読み、十分に熟して甘みを増し、やわらかくなった柿の実。 似た言葉に「虎穴に入らずんば虎子を得ず」「危ない橋も一度は渡れ」、反対の意味の言葉に「君子危うきに近寄らず」がある。 |
| 例文 | 「失敗がこわくて手を挙げずにいたら、何も変わらないよ。危ない所に登らねば熟柿は食えぬというじゃないか」と先輩に背中を押された。 |
| 場面 | 危険 / 決死の覚悟 / 野菜・果物 |
| 使用漢字 | 危 / 所 / 登 / 熟 / 柿 / 食 |
「危」を含むことわざ
- 危ないことは怪我のうち(あぶないことはけがのうち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 危ない橋を渡る(あぶないはしをわたる)
- 危うきこと虎の尾を踏むが如し(あやうきこととらのおをふむがごとし)
- 危うきこと累卵の如し(あやうきことるいらんのごとし)
- 安に居て危を思う(あんにいてきをおもう)
- 危急存亡の秋(ききゅうそんぼうのとき)
- 危殆に瀕する(きたいにひんする)
- 危邦に入らず乱邦に居らず(きほうにいらずらんぽうにおらず)
- 首が危ない(くびがあぶない)
「所」を含むことわざ
- 余す所なく(あますところなく)
- 過ちは好む所にあり(あやまちはこのむところにあり)
- 意志のある所には道がある(いしのあるところにはみちがある)
- 痛い所をつく(いたいところをつく)
- 意のある所(いのあるところ)
- 柄のない所に柄をすげる(えのないところにえをすげる)
- 選ぶ所がない(えらぶところがない)
- 大所の犬になるとも小所の犬になるな(おおどころのいぬになるともこどころのいぬになるな)
- 己の欲する所を人に施せ(おのれのほっするところをひとにほどこせ)
- 己の欲せざる所は人に施すこと勿れ(おのれのほっせざるところはひとにほどこすことなかれ)
「登」を含むことわざ
- 魚の木に登るが如し(うおのきにのぼるがごとし)
- 兎の登り坂(うさぎののぼりざか)
- 鰻登り(うなぎのぼり)
- 及ばぬ鯉の滝登り(およばぬこいのたきのぼり)
- 木登りは木で果てる(きのぼりはきではてる)
- 鯉の滝登り(こいのたきのぼり)
- 猿に木登り(さるにきのぼり)
- 猿の水練、魚の木登り(さるのすいれん、うおのきのぼり)
- 船頭多くして、船、山へ登る(せんどうおおくして、ふね、やまへのぼる)
- 高きに登るには低きよりす(たかきにのぼるにはひくきよりす)
「熟」を含むことわざ
- 青柿が熟柿弔う(あおがきがじゅくしとむらう)
- 危ない所に登らねば熟柿は食えぬ(あぶないところにのぼらねばじゅくしはくえぬ)
- 機が熟す(きがじゅくす)
「柿」を含むことわざ
- 青柿が熟柿弔う(あおがきがじゅくしとむらう)
- 雨栗日柿(あまぐりひがき)
- 瓜の皮は大名に剝かせよ、柿の皮は乞食に剝かせよ(うりのかわはだいみょうにむかせよ、かきのかわはこじきにむかせよ)
- 柿を盗んで核を隠さず(かきをぬすんでさねをかくさず)
- 桜折る馬鹿、柿折らぬ馬鹿(さくらおるばか、かきおらぬばか)
- 渋柿の長持ち(しぶがきのながもち)
- 吝ん坊の柿の種(しわんぼうのかきのたね)
- 貧乏柿の核沢山(びんぼうがきのさねだくさん)
- 桃栗三年柿八年(ももくりさんねんかきはちねん)
