箕裘の業
ことわざ「箕裘の業」の意味・読み方・異形などを解説します。
箕裘の業
ききゅうのぎょう
| 言葉 | 箕裘の業 |
|---|---|
| 読み方 | ききゅうのぎょう |
| 意味 | 親や先祖が代々続けてきた家の仕事。また、子がその仕事を引き継ぐこと。子は親の働く姿をそばで見ながら、やさしい作業から手をつけて少しずつ腕を上げ、やがて家の仕事を任されるまでになる。その積み重ねもふくめていう。
もとになったのは『礼記』学記の一節で、腕のよい鍛冶屋の子はまず獣の皮を縫い合わせて皮の衣を仕立てることから習い、腕のよい弓作りの子はまず柳の枝をしならせて箕を編むことから習う、と述べている。どちらも親の本業とは別の物だが、手順の似た身近な物づくりから入ることで、家の技が無理なく身にそなわっていく、と教えている。 なお「箕」は、穀物をあおってもみ殻やごみを飛ばす平たいかご形の道具。「裘」は、けものの毛皮を縫って作った上着。「業」は「わざ」とも読む。略して「箕裘」、また「箕裘の遺業」ともいう。同じ字を使った四字熟語の箕裘之業も、この『礼記』の話から来ている。 |
| 例文 | 祖父の代から続く染め物の工房に育った彼女は、子どものころから父の手伝いをして腕を磨き、ついに箕裘の業を継いだ。 |
| 出典 | 『礼記』学記 |
| 異形 | 箕裘(ききゅう) |
| 箕裘の業(ききゅうのわざ) | |
| 箕裘の遺業(ききゅうのいぎょう) | |
| 場面 | 親子 / 仕事 |
| 使用漢字 | 箕 / 裘 / 業 / 遺 |
「箕」を含むことわざ
「裘」を含むことわざ
「業」を含むことわざ
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