「箕」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 4 件
「箕」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
箕裘の業(ききゅうのぎょう)
親や先祖が代々続けてきた家の仕事。また、子がその仕事を引き継ぐこと。子は親の働く姿をそばで見ながら、やさしい作業から手をつけて少しずつ腕を上げ、やがて家の仕事を任されるまでになる。その積み重ねもふくめていう。 もとになったのは『礼記』学記の一節で、腕のよい鍛冶屋の子はまず獣の皮を縫い合わせて皮の衣を仕立てることから習い、腕のよい弓作りの子はまず柳の枝をしならせて箕を編むことから習う、と述べている。どちらも親の本業とは別の物だが、手順の似た身近な物づくりから入ることで、家の技が無理なく身にそなわっていく、と教えている。 なお「箕」は、穀物をあおってもみ殻やごみを飛ばす平たいかご形の道具。「裘」は、けものの毛皮を縫って作った上着。「業」は「わざ」とも読む。略して「箕裘」、また「箕裘の遺業」ともいう。同じ字を使った四字熟語の[[箕裘之業*https://yoji.jitenon.jp/yojid/1633]]も、この『礼記』の話から来ている。
箕山の節(きざんのせつ)
官に就く道をみずから退け、山に入って世の誉れや地位に心を動かされずに過ごすこと。尭が帝位を譲ると持ちかけたのを許由が受けず、箕山の奥へ移り住んだという故事から。
爪で拾って箕で零す(つめでひろってみでこぼす)
苦労して蓄えたものを、一度に使い果たしてしまうことのたとえ。 「箕」は穀物をふるうための道具。 爪の先で拾うようにしてやっと集めたものを、箕で一度にこぼしてしまうとの意から。
枡で量って箕でこぼす(ますではかってみでこぼす)
長い時間をかけて地道に積み上げたものを、一度になくしてしまうことのたとえ。 「箕」は、穀物の殻やごみをあおって取り除く農具。 枡で丁寧に量って蓄えた穀物を、大きな箕からまとめてこぼす様子から。
- /
- 1ページ
