親と子供は銭金で買われぬ
ことわざ「親と子供は銭金で買われぬ」の意味・読み方を解説します。
親と子供は銭金で買われぬ
おやとこどもはぜにかねでかわれぬ
| 言葉 | 親と子供は銭金で買われぬ |
|---|---|
| 読み方 | おやとこどもはぜにかねでかわれぬ |
| 意味 | 親と子の結びつきは、どれほどのお金を積んでも手に入らず、ほかの何とも取りかえのきかない宝だということ。わが子は親にとって、親は子にとって、何ものにも代えられない存在なのである。
さらに、親子の間がらは損得の計算とは無縁のものだ、との含みもある。 「銭金」はお金のことで、「買われぬ」は「買えない」を古風に言った形。子を何よりの宝とする子に過ぎたる宝なしは、同じ思いを親の側から述べた言葉である。 |
| 例文 | 仕事が忙しくても、年老いた母のもとへは月に一度必ず顔を出す。親と子供は銭金で買われぬと思えばこそだ。 |
| 場面 | 親子 / 大切にする |
| 使用漢字 | 親 / 子 / 供 / 銭 / 金 / 買 |
「親」を含むことわざ
- いつまでもあると思うな親と金(いつまでもあるとおもうなおやとかね)
- 命の親(いのちのおや)
- 牛の小便と親の意見は長くても効かぬ(うしのしょうべんとおやのいけんはながくてもきかぬ)
- 打たれても親の杖(うたれてもおやのつえ)
- 打つも撫でるも親の恩(うつもなでるもおやのおん)
- 生みの親(うみのおや)
- 生みの親より育ての親(うみのおやよりそだてのおや)
- 老いたらんは親とせよ(おいたらんはおやとせよ)
- 大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然(おおやといえばおやもどうぜん、たなこといえばこもどうぜん)
- 親思う心にまさる親心(おやおもうこころにまさるおやごころ)
「子」を含むことわざ
- 赤い信女が子を孕む(あかいしんにょがこをはらむ)
- 赤子のうちは七国七里の者に似る(あかごのうちはななくにななさとのものににる)
- 赤子の手を捻る(あかごのてをひねる)
- 赤子は泣き泣き育つ(あかごはなきなきそだつ)
- 赤子を裸にしたよう(あかごをはだかにしたよう)
- 秋茄子は嫁に食わすな(あきなすはよめにくわすな)
- 秋の日と娘の子はくれぬようでくれる(あきのひとむすめのこはくれぬようでくれる)
- 商人の子は算盤の音で目を覚ます(あきんどのこはそろばんのおとでめをさます)
- 熱火子に払う(あつびこにはらう)
- 跡追う子に引かれる(あとおうこにひかれる)
「供」を含むことわざ
- 一粲に供する(いっさんにきょうする)
- 供養より施行(くようよりせぎょう)
- 子供川端、火の用心(こどもかわばた、ひのようじん)
- 子供叱るな来た道だもの年寄り笑うな行く道だもの(こどもしかるなきたみちだものとしよりわらうなゆくみちだもの)
- 子供好きに子なし(こどもずきにこなし)
- 子供の喧嘩に親が出る(こどものけんかにおやがでる)
- 子供の使い(こどものつかい)
- 子供の根問い(こどものねどい)
- 子供は教え殺せ、馬は飼い殺せ(こどもはおしえころせ、うまはかいころせ)
- 子供は風の子(こどもはかぜのこ)
「銭」を含むことわざ
- 悪銭身に付かず(あくせんみにつかず)
- 阿弥陀も銭で光る(あみだもぜにでひかる)
- 有るは借銭、無いは金(あるはしゃくせん、ないはかね)
- 案じてたもるより銭たもれ(あんじてたもるよりぜにたもれ)
- 一文銭で生爪剝がす(いちもんせんでなまづめはがす)
- 一文銭も小判の端(いちもんせんもこばんのはし)
- 一銭を笑う者は一銭に泣く(いっせんをわらうものはいっせんになく)
- 江戸っ子は宵越しの銭は持たぬ(えどっこはよいごしのぜにはもたぬ)
- 親子の仲でも金銭は他人(おやこのなかでもきんせんはたにん)
- 勘定合って銭足らず(かんじょうあってぜにたらず)
「金」を含むことわざ
- 愛想づかしも金から起きる(あいそづかしもかねからおきる)
- 朝の果物は金(あさのくだものはきん)
- 麻を荷って金を捨てる(あさをになってかねをすてる)
- 値千金(あたいせんきん)
- 阿弥陀の光も金次第(あみだのひかりもかねしだい)
- 有り金をはたく(ありがねをはたく)
- ありそうでないのが金(ありそうでないのがかね)
- 有るは借銭、無いは金(あるはしゃくせん、ないはかね)
- 砂に黄金、泥に蓮(いさごにこがね、でいにはちす)
- 石部金吉鉄兜(いしべきんきちかなかぶと)
