一粲に供する
ことわざ「一粲に供する」の意味・読み方を解説します。
一粲に供する
いっさんにきょうする
| 言葉 | 一粲に供する |
|---|---|
| 読み方 | いっさんにきょうする |
| 意味 | 自分の書いた詩や文章、また人への贈り物などを差し出すとき、「ひと笑いの種にでもなれば幸いです」と自分を低くして述べる言葉。
「一粲」はひと笑いのことで、「粲」は口もとから歯がこぼれるように笑う意。「供する」は相手の前に差し出す意で、自分の作品や品物を相手の笑いの材料としてさし出す、という形で謙遜を表す。 近い言葉に「一粲を博す」があり、こちらは自分の詩文などが人の目に触れて笑ってもらえる、という見方で謙遜する言い方。なお、「一笑に付す」は同じく「一笑」を含むが、笑うだけで取り合わない意を表し、使い方がまったく異なる。 |
| 例文 | 旅先で詠んだ俳句を小さな冊子にまとめましたので、皆様の一粲に供したく、お送りいたします。 |
| 場面 | 謙遜 / 文章 |
| 使用漢字 | 一 / 粲 / 供 |
「一」を含むことわざ
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 欠伸を一緒にすれば三日従兄弟(あくびをいっしょにすればみっかいとこ)
- 朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 薊の花も一盛り(あざみのはなもひとさかり)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 危ない橋も一度は渡れ(あぶないはしもいちどはわたれ)
- 蟻の一穴(ありのいっけつ)
- 粟一粒は汗一粒(あわひとつぶはあせひとつぶ)
- 板子一枚下は地獄(いたごいちまいしたはじごく)
「粲」を含むことわざ
- 一粲に供する(いっさんにきょうする)
- 一粲を博す(いっさんをはくす)
