麻を荷って金を捨てる
ことわざ「麻を荷って金を捨てる」の意味・読み方を解説します。
麻を荷って金を捨てる
あさをになってかねをすてる
| 言葉 | 麻を荷って金を捨てる |
|---|---|
| 読み方 | あさをになってかねをすてる |
| 意味 | 値打ちの劣るものを手に入れて気をよくし、もとから手元にあった、ずっと大事なほうを捨ててしまう。目先の得に浮かれ、かえって損をしていることに気づかない愚かさをいう。
麻をかついで運ぶのに、身につけていた金を重荷と思って投げ捨てる、というたとえから。仏教の経典『大宝積経』にも、純金を捨てて草くずを背負い、それを宝と思い込む人を引いた一節がある。 よいほうを手放して劣るほうを取る点で、櫝を買いて珠を還すと通じる。 |
| 例文 | 割引券ほしさに、長年積み立ててきた会員の特典を手放すなんて、麻を荷って金を捨てるようなものだ。 |
| 場面 | 損得 / 目先の利益にとらわれる |
| 使用漢字 | 麻 / 荷 / 金 / 捨 |
「麻」を含むことわざ
- 麻殻に目鼻をつけたよう(あさがらにめはなをつけたよう)
- 麻に連るる蓬(あさにつるるよもぎ)
- 麻を荷って金を捨てる(あさをになってかねをすてる)
- 快刀、乱麻を断つ(かいとう、らんまをたつ)
- 胡麻を擂る(ごまをする)
「荷」を含むことわざ
- 稲荷の前の昼盗人(いなりのまえのひるぬすびと)
- おじを見ると荷が重い(おじをみるとにがおもい)
- 重荷に小づけ(おもににこづけ)
- 重荷を下ろす(おもにをおろす)
- 肩の荷が下りる(かたのにがおりる)
- 肩の荷を下ろす(かたのにをおろす)
- 言伝は荷にならぬ(ことづてはににならぬ)
- 誰でも自分の荷が一番重いと思う(だれでもじぶんのにがいちばんおもいとおもう)
- 知恵と力は重荷にならぬ(ちえとちからはおもににならぬ)
- 荷が重い(にがおもい)
「金」を含むことわざ
- 愛想づかしも金から起きる(あいそづかしもかねからおきる)
- 朝の果物は金(あさのくだものはきん)
- 値千金(あたいせんきん)
- 阿弥陀の光も金次第(あみだのひかりもかねしだい)
- 有り金をはたく(ありがねをはたく)
- ありそうでないのが金(ありそうでないのがかね)
- 砂に黄金、泥に蓮(いさごにこがね、でいにはちす)
- 石部金吉鉄兜(いしべきんきちかなかぶと)
- 一押し、二金、三男(いちおし、にかね、さんおとこ)
- いつまでもあると思うな親と金(いつまでもあるとおもうなおやとかね)
