聞いた事は聞き捨てとは
聞いた事は聞き捨て
きいたことはききすて
言葉 | 聞いた事は聞き捨て |
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読み方 | きいたことはききすて |
意味 | 人から聞いた事は、その場かぎりの話として聞き捨てるのがよいということ。
人から聞いた話を、面白半分に他の人にしゃべるなということ。 |
使用漢字 | 聞 / 事 / 捨 |
「聞」を含むことわざ
- 朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり(あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり)
- 一を聞いて十を知る(いちをきいてじゅうをしる)
- 言わぬことは聞こえぬ(いわぬことはきこえぬ)
- 謂われを聞けば有難や(いわれをきけばありがたや)
- 音に聞く(おとにきく)
- 片口聞いて公事を分くるな(かたくちきいてくじをわくるな)
- 聞いた百文より見た一文(きいたひゃくもんよりみたいちもん)
- 聞いて呆れる(きいてあきれる)
- 聞いて極楽、見て地獄(きいてごくらく、みてじごく)
- 聞いてびっくり、見てびっくり(きいてびっくり、みてびっくり)
- 聞かぬ事は後学にならず(きかぬことはこうがくにならず)
- 聞きしに勝る(ききしにまさる)
- 聞き上手の話し下手(ききじょうずのはなしべた)
- 聞き捨てならない(ききずてならない)
- 聞き耳を立てる(ききみみをたてる)
- 聞くと見るとは大違い(きくとみるとはおおちがい)
- 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥(きくはいっときのはじ、きかぬはいっしょうのはじ)
- 聞けば聞き腹(きけばききばら)
- 聞けば気の毒、見れば目の毒(きけばきのどく、みればめのどく)
- 聞こえよがし(きこえよがし)
- 空吹く風と聞き流す(そらふくかぜとききながす)
- 他聞を憚る(たぶんをはばかる)
- 月夜に提灯も外聞(つきよにちょうちんもがいぶん)
- 鶴九皐に鳴き、声天に聞こゆ(つるきゅうこうになき、こえてんにきこゆ)
- 仲人口は半分に聞け(なこうどぐちははんぶんにきけ)
- 二度聞いて一度物言え(にどきいていちどものいえ)
- 始めを言わねば末が聞こえぬ(はじめをいわねばすえがきこえぬ)
- 恥を言わねば理が聞こえぬ(はじをいわねばりがきこえぬ)
- 話上手の聞き下手(はなしじょうずのききべた)
「事」を含むことわざ
- 秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
- 悪事、千里を走る(あくじ、せんりをはしる)
- 悪事、身にかえる(あくじ、みにかえる)
- 悪事、千里を行く(あくじせんりをいく)
- 悪は一旦の事なり(あくはいったんのことなり)
- 明日の事は明日案じよ(あすのことはあすあんじよ)
- 明日の事を言えば鬼が笑う(あすのことをいえばおにがわらう)
- 当て事と畚褌は先から外れる(あてことともっこふんどしはさきからはずれる)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 当て事は向こうから外れる(あてごとはむこうからはずれる)
- 言うに事欠いて(いうにことかいて)
- 一事が万事(いちじがばんじ)
- 色よい返事(いろよいへんじ)
- 旨い事は二度考えよ(うまいことはにどかんがえよ)
- 海の事は漁師に問え(うみのことはりょうしにとえ)
- お家の一大事(おいえのいちだいじ)
- 思う事一つ叶えばまた一つ(おもうことひとつかなえばまたひとつ)
- 陰では王様の事も言う(かげではおうさまのこともいう)
- 陰では殿の事も言う(かげではとののこともいう)
- 火事あとの釘拾い(かじあとのくぎひろい)
- 火事あとの火の用心(かじあとのひのようじん)
- 火事と喧嘩は江戸の花(かじとけんかはえどのはな)
- 火事と喧嘩は江戸の華(かじとけんかはえどのはな)
- 火事と葬式に行けば勘当もゆりる(かじとそうしきにいけばかんどうもゆりる)
- 火事場に煙草の火なく大水に飲み水なし(かじばにたばこのひなくおおみずにのみみずなし)
- 火事場の馬鹿力(かじばのばかぢから)
- 片口聞いて公事を分くるな(かたくちきいてくじをわくるな)
- 軽い返事に重い尻(かるいへんじにおもいしり)
- 川向こうの火事(かわむこうのかじ)
- 癇癪持ちの事破り(かんしゃくもちのことやぶり)
「捨」を含むことわざ
- 聞き捨てならない(ききずてならない)
- 小異を捨てて大同につく(しょういをすててだいどうにつく)
- 小を捨てて大に就く(しょうをすててだいにつく)
- 捨て石になる(すていしになる)
- 捨て子は世に出る(すてごはよにでる)
- 捨てたものではない(すてたものではない)
- 捨て物は拾い物(すてものはひろいもの)
- 捨てる神あれば助ける神あり(すてるかみあればたすけるかみあり)
- 捨てる神あれば拾う神あり(すてるかみあればひろうかみあり)
- 旅の恥は搔き捨て(たびのはじはかきすて)
- 短を捨てて長を取る(たんをすててちょうをとる)
- 名を捨てて実を取る(なをすててじつをとる)
- 裸馬の捨て鞭(はだかうまのすてむち)
- 坊主捨て置け医者大事(ぼうずすておけいしゃだいじ)
- 身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ(みをすててこそうかぶせもあれ)
- 身を捨てる藪はない(みをすてるやぶはない)
- 世を捨てる(よをすてる)