馬痩せて毛長し
ことわざ「馬痩せて毛長し」の意味・読み方を解説します。
馬痩せて毛長し
うまやせてけながし
| 言葉 | 馬痩せて毛長し |
|---|---|
| 読み方 | うまやせてけながし |
| 意味 | 暮らしに行きづまるほど貧乏になると、人は頭がにぶり、筋道を立ててものを考える力さえ弱まる、ということ。
えさの足りない馬は、体がやせ細るばかりで、毛だけが長くのびていく。その姿を、貧しさのせいで頭の回りが悪くなった人に重ね合わせたことば。 禅の僧たちの言葉や行いを集めた中国の書物『五灯会元』に、「人貧しければ智短し」に続けて出てくる句。その前の句は、四字熟語の人貧智短にあたる。これと似た意味で用いる言葉に、貧すれば鈍するがある。 |
| 例文 | 職を失ってから心に余裕がなく、簡単な足し算まで間違える。馬痩せて毛長しだと、われながら苦笑いした。 |
| 出典 | 『五灯会元』巻十九 |
| 場面 | 貧乏・貧しい / 馬 / 知恵 |
| 使用漢字 | 馬 / 痩 / 毛 / 長 |
「馬」を含むことわざ
- 敢えて後れたるに非ず、馬進まざるなり(あえておくれたるにあらず、うますすまざるなり)
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 朝には富児の門を扣き、暮には肥馬の塵に随う(あしたにはふじのもんをたたき、ゆうべにはひばのちりにしたがう)
- 荒馬の轡は前から(あらうまのくつわはまえから)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 一馬の奔る、一毛の動かざるは無し(いちばのはしる、いちもうのうごかざるはなし)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛にも馬にも踏まれず(うしにもうまにもふまれず)
「痩」を含むことわざ
- 家の前の痩せ犬(うちのまえのやせいぬ)
- 食おうとて痩せる(くおうとてやせる)
- 仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病(しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい)
- 猫が肥えれば鰹節が痩せる(ねこがこえればかつおぶしがやせる)
- 痩せ腕にも骨(やせうでにもほね)
- 痩せ馬に重荷(やせうまにおもに)
- 痩せ馬の道急ぎ(やせうまのみちいそぎ)
- 痩せ馬鞭を恐れず(やせうまむちをおそれず)
- 痩せ我慢は貧から起こる(やせがまんはひんからおこる)
- 痩せても枯れても(やせてもかれても)
「毛」を含むことわざ
- 一馬の奔る、一毛の動かざるは無し(いちばのはしる、いちもうのうごかざるはなし)
- 命は鴻毛より軽し(いのちはこうもうよりかろし)
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
- 兎の毛で突いたほど(うのけでついたほど)
- 同じ羽毛の鳥は集まる(おなじうもうのとりはあつまる)
- 女の髪の毛には大象も繋がる(おんなのかみのけにはたいぞうもつながる)
- 髪の毛を逆立てる(かみのけをさかだてる)
- 九牛の一毛(きゅうぎゅうのいちもう)
- 毛色の変わった(けいろのかわった)
- 結構毛だらけ(けっこうけだらけ)
