「禁」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 3 件
故事・ことわざ・慣用句一覧
禁じ得ない(きんじえない)
心の中にわいてくる気持ちを、いくらこらえようとしても、おさえられない。 悲しみ・あわれみ・怒り・驚きなど、ひとりでに起こる感情に使う。「涙を禁じ得ない」「同情を禁じ得ない」と、感情を表す語に「を」を付けて前に置くのがふつう。 「禁じる」は、この言い方では心の動きが外へ出ないよう押しとどめる働きを指す。「得ない」は不可能を表す言い方で、全体で「おさえようにもおさえられない」の意味となる。 「得」をかなにして「禁じえない」と書く場合もある。
禁断の木の実(きんだんのこのみ)
禁じられているが、魅惑的な快楽のたとえ。「禁断」は、かたく禁じること。エデンの園の神から食べることを禁じられていた知恵の木の実を、蛇にそそのかされて食べてしまったアダムとイブが楽園から追放されたという話から。
国に入ってはまず禁を問え(くににいってはまずきんをとえ)
初めて訪れる国や土地では、何よりも先に、その地で禁じられている事柄を尋ねて確かめ、それを破らないように過ごせと戒める言葉。 よその土地では、自分の慣れたやり方をそのまま持ちこまず、そこの決まりに合わせて振る舞う心がけを説いている。 「禁」は、法などで禁じられた行いのこと。『孟子』梁恵王下で、孟子が斉の宣王に向かい、自分は初めてこの国の境に着いたとき、国でいちばん重い禁止の決まりを尋ねてから中に入ったと語った話に基づく。似た教えの句に[[郷に入っては郷に従え*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/904.php]]・[[その国に入ればその俗に従う*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/908.php]]があり、同じ趣旨の四字熟語に[[入境問禁*https://yoji.jitenon.jp/yojib/890]]がある。
- /
- 1ページ
