「垢」を含む故事・ことわざ・慣用句
「垢」を含む故事・ことわざ・慣用句の一覧です。五十音順に表示しています。
垢が抜ける(あかがぬける)
容姿や服装、身のこなしなどが洗練されて、野暮ったい感じがなくなること。都会風になること。
垢で死んだ者はない(あかでしんだものはない)
風呂に入らなければ垢がたまって不潔だがそれが原因で死んだ人はいない。風呂嫌いの言い訳、または風呂嫌いに対する皮肉の言葉として使われる。
垢抜ける(あかぬける)
容姿や服装、身のこなしなどが洗練されて、野暮ったい感じがなくなること。都会風になること。
垢は擦るほど出る、あらは探すほど出る(あかはこするほどでる、あらはさがすほどでる)
垢は擦れば擦るほど出る。欠点も探せばきりがないほど出てくるということ。
垢も身のうち(あかもみのうち)
垢も身体の一部であるから、長湯して丹念に身体を洗うのもほどほどにせよという、風呂好きの人をからかって言うことば。「腹も身の内」をもじったことば。
爪の垢ほど(つめのあかほど)
爪先にたまる垢ほどの、ごくわずかなことのたとえ。
爪の垢を煎じて飲む(つめのあかをせんじてのむ)
優れた人にあやかろうとするたとえ。 爪の垢のようなものでも、優れた人のものを煎じて飲めば、少しはその人に似るだろうという考えから。
手垢が付く(てあかがつく)
物事の方法や言葉などが長い間繰り返し使われ続けて、新鮮味がなくなること。 何度も使って手垢で汚れるということから。
手垢の付いた(てあかのついた)
物事の方法や言葉などが長い間繰り返し使われ続けて、新鮮味がないこと。 何度も使っていて手垢で汚れているということから。