掣肘を加える
ことわざ「掣肘を加える」の意味・読み方を解説します。
掣肘を加える
せいちゅうをくわえる
| 言葉 | 掣肘を加える |
|---|---|
| 読み方 | せいちゅうをくわえる |
| 意味 | 横から口を出したり細かく指図したりして、相手が自分の考えで動くのをさまたげる。「掣」は引っ張る、「肘」はひじを指し、ものを書いている人のひじを横から引っ張って筆を乱す、という話に由来する。
中国の『呂氏春秋』に、孔子の弟子の宓子賤(ふくしせん)の話がある。魯の君主に任地を任された宓子賤は、君主のそばに仕える役人を二人借りて連れて行き、文書を書かせた。そして書いている最中にたびたびひじを引いて字を乱し、できが悪いと怒ったので、二人は耐えかねて、帰りたいと申し出た。話を聞いた君主は、自分が遠くから口をはさんで政治をやりにくくしてきたことへのいさめだと気づき、その後は宓子賤に政治を一任した。 同じ話を踏まえた四字の言葉に旁時掣肘がある。 |
| 例文 | 現場に任せると決めたはずなのに、本社は細かな報告を次々に求めて、支店の判断に掣肘を加える姿勢を崩さなかった。 |
| 出典 | 『呂氏春秋』具備 |
| 場面 | 他人 / 邪魔が入る |
| 使用漢字 | 掣 / 肘 / 加 |
「掣」を含むことわざ
- 掣肘(せいちゅう)
- 掣肘を加える(せいちゅうをくわえる)
「肘」を含むことわざ
- 肩肘張る(かたひじはる)
- 掣肘(せいちゅう)
- 掣肘を加える(せいちゅうをくわえる)
- 肘鉄砲を食う(ひじでっぽうをくう)
- 肘鉄砲を食わす(ひじでっぽうをくわす)
- 三度肘を折って良医となる(みたびひじをおってりょういとなる)
