雨を冒して韮を剪る(あめをおかしてにらをきる)
訪ねてきた友人を心から喜び、手間を惜しまずにもてなすこと。相手を大切に思う、深い友情を表すたとえ。
後漢のころの中国に、郭林宗という人がいた。ある夜、その家へ友人が雨の中を訪ねてきた。林宗は降る雨もかまわずに韮を切り取り、それで料理をこしらえて友人にふるまったという。のちに唐の杜甫がよんだ詩「贈衛八処士」にも、夜の雨の中で春の韮を切り取る一節がある。
「冒す」は、雨などの困難をいとわずに行うこと。「剪る」は、はさみなどで切り取ること。「雨を冒し韮を剪る」ともいう。四字熟語では[[冒雨剪韭*https://yoji.jitenon.jp/yoji/181.html]]という。