雨を冒して韮を剪る
ことわざ「雨を冒して韮を剪る」の意味・読み方・異形などを解説します。
雨を冒して韮を剪る
あめをおかしてにらをきる
| 言葉 | 雨を冒して韮を剪る |
|---|---|
| 読み方 | あめをおかしてにらをきる |
| 意味 | 訪ねてきた友人を心から喜び、手間を惜しまずにもてなすこと。相手を大切に思う、深い友情を表すたとえ。
後漢のころの中国に、郭林宗という人がいた。ある夜、その家へ友人が雨の中を訪ねてきた。林宗は降る雨もかまわずに韮を切り取り、それで料理をこしらえて友人にふるまったという。のちに唐の杜甫がよんだ詩「贈衛八処士」にも、夜の雨の中で春の韮を切り取る一節がある。 「冒す」は、雨などの困難をいとわずに行うこと。「剪る」は、はさみなどで切り取ること。「雨を冒し韮を剪る」ともいう。四字熟語では冒雨剪韭という。 |
| 例文 | 大雪の晩に遠くから訪ねてきた旧友のために、母は台所に立って温かい料理を次々に作った。まさに雨を冒して韮を剪るもてなしだった。 |
| 異形 | 雨を冒し韮を剪る(あめをおかしにらをきる) |
| 場面 | 友人 / もてなし |
| 使用漢字 | 雨 / 冒 / 韮 / 剪 |
「雨」を含むことわざ
- 秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 朝雨に傘要らず(あさあめにかさいらず)
- 朝雨は女の腕まくり(あさあめはおんなのうでまくり)
- 朝虹は雨、夕虹は晴れ(あさにじはあめ、ゆうにじははれ)
- 朝焼けは雨、夕焼けは晴れ(あさやけはあめ、ゆうやけははれ)
- 雨栗日柿(あまぐりひがき)
- 雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ)
- 雨垂れは三途の川(あまだれはさんずのかわ)
- 雨夜の月(あまよのつき)
「冒」を含むことわざ
- 雨を冒して韮を剪る(あめをおかしてにらをきる)
「韮」を含むことわざ
- 雨を冒して韮を剪る(あめをおかしてにらをきる)
「剪」を含むことわざ
- 雨を冒して韮を剪る(あめをおかしてにらをきる)
- 茅茨剪らず采椽削らず(ぼうしきらずさいてんけずらず)
