「もてなし」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 22 件
「もてなし」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全22件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
一席設ける(いっせきもうける)
宴席を用意して人をもてなすこと。
大盤振る舞い(おおばんぶるまい)
盛大に、人にご馳走したり物を与えたりすること。
お相伴にあずかる(おしょうばんにあずかる)
同伴者として、もてなしを受けること。 「相伴」は主客と一緒に行ってもてなしを受けること。
客人一杯手八杯(きゃくじんいっぱいてはちはい)
客に酒を一杯すすめる間に、主人が手酌で酒を八杯飲むということ。酒好きの人が客にかこつけて酒を飲むことにもいう。
客と白鷺は立ったが見事(きゃくとしらさぎはたったがみごと)
客は長居をしないで、早く帰るほうがよいということ。白鷺の美しい立ち姿に掛けていった言葉。
興を添える(きょうをそえる)
その場の雰囲気をよりいっそう楽しいものにするため、何かをして盛り上げること。
食わせておいて扨と言い(くわせておいてさてといい)
ご馳走した後に、「さて」と頼み事を切り出すこと。
座を取り持つ(ざをとりもつ)
同席している人たちが白けないように応対すること。
下にも置かない(したにもおかない)
客などを非常に丁寧にもてなす様子。 下座につかせないとの意から。 「下へも置かない」ともいう。
舅の物で相婿もてなす(しゅうとのものであいむこもてなす)
自分のふところは痛めずに、人の物を相手にふるまう、ちゃっかりとした行いのたとえ。「相婿」は姉妹の夫どうしのこと。舅のふるまいで出された料理や酒を、相婿が勧め合う意から。「舅の酒で相婿もてなす」ともいう。
青眼(せいがん)
親しい人の訪問を歓迎する時の目つき。 中国の晋の阮籍は、歓迎する時は青眼で出迎え、そうでない時は白眼で出迎えたという故事から。
袖引き煙草に押し付け茶(そでひきたばこにおしつけちゃ)
腰を上げた客へ次々と煙草や茶を勧めて、なかなか席を立たせないこと。当人の迷惑を顧みない、押し付けがましいもてなしにいう。 「袖引き煙草」は、火のついた煙草を差し出して客を誘った遊女の手管のこと。
馳走終わらば油断すな(ちそうおわらばゆだんすな)
人がご馳走してくれる時は何か魂胆があるかもしれないので油断するなということ。
槌で庭掃く(つちでにわはく)
前触れもなく客が来て、間に合わせの物まで持ち出して取り繕うありさま。落ち着いて支度をする間がないまま、できるかぎりの体裁を整えようとする。
常に来る客は歓迎されず(つねにくるきゃくはかんげいされず)
たまに来る人は歓迎されるが、いつも来る人は客として喜ばれないという戒め。
亭主三杯客一杯(ていしゅさんばいきゃくいっぱい)
客をもてなすために、主人が客よりたくさん酒をのむこと。また、客をだしにして主人がふだんより多く酒を飲むことにもいう。
亭主の好きを客に出す(ていしゅのすきをきゃくにだす)
自分の好きなものは相手も好きだと思い込んでしまい、無理に押しつけがちであるということ。 主人の好物を客にふるまうことから。
東道の主(とうどうのしゅ)
主人となって客をもてなしたり、案内をしたりする人。 または、道案内をする人のたとえ。 中国の春秋時代、鄭の国が晋と秦の軍に包囲された時、鄭の国の燭之武は秦の王に「鄭の国を滅ぼすよりも、東方へ行く際の案内役にしたほうが得になる」と説いたという故事から。
泣くほど留めても帰れば喜ぶ(なくほどとめてもかえればよろこぶ)
帰る客を泣くように引き止める人でも、帰ってしまえば喜ぶものだということ。
なんなら茶漬け(なんならちゃづけ)
口先だけのお世辞をいうたとえ。もう帰ろうとしている客に「なんなら茶漬けでも」と口先だけで引き止める言葉。「遠州のなんなら茶漬け」「京のお茶漬け」など各地でいろいろな言い方がある。
風呂と客は立ったが良い(ふろときゃくはたったがよい)
客は長居をせずに、早く帰るほうがよいということ。客が「立つ」と風呂が「たつ」を掛けていった言葉。
理詰めより重詰め(りづめよりじゅうづめ)
相手を理屈で納得させようとするより、重箱に詰めたご馳走でもてなす方が事がうまく運ぶということ。
