惻隠
ことわざ「惻隠」(そくいん)の意味・読み方を解説します。
惻隠
そくいん
| 言葉 | 惻隠 |
|---|---|
| 読み方 | そくいん |
| 意味 | 苦しんでいる人を見て気の毒に思い、相手のことで心が痛むこと。
『孟子』公孫丑上にある言葉。孟子は、幼い子が井戸に落ちかけているのを目にすれば、だれでもはっとして胸を痛めると説く。それは親に気に入られたいからでも、周りからほめられたいからでもなく、人にもともと備わった心だという。そしてこの心が「仁」という徳のはじまりであり、これを持たない者は人とはいえないと断じている。 「惻隠の情」や四字熟語の惻隠之心も、同じ心を表す。 |
| 例文 | けがをした選手が涙をこらえて退場する姿に惻隠の念を覚え、相手チームの応援席からも大きな拍手がわき起こった。 |
| 出典 | 『孟子』公孫丑上 |
| 場面 | 思いやり |
| 使用漢字 | 惻 / 隠 |
