「天気」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 29 件
「天気」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全29件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
秋の空は七度半変わる(あきのそらはななたびはんかわる)
秋の空模様が非常に移ろいやすく、一日のうちで何度も変化すること。 転じて、人の心や物事の状態がめまぐるしく変わり、定まりにくいことのたとえ。
朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
朝に降る雨はすぐに止むから、馬に鞍を置いて外出する用意をせよ、ということ。
朝雨に傘要らず(あさあめにかさいらず)
朝の雨はすぐにやむということ。
朝雨は女の腕まくり(あさあめはおんなのうでまくり)
威勢よく降り出しても、朝の雨はじきに上がってしまう。脅しの身ぶりも同じで、実が伴わないから真に受けなくてよい。
朝雷に川渡りすな(あさかみなりにかわわたりすな)
朝方に鳴る雷は大雨や嵐の前兆であり、川が増水して危険になるため、川を渡って向こう岸へ行くような遠出は控えるべきだという戒め。
朝虹は雨、夕虹は晴れ(あさにじはあめ、ゆうにじははれ)
朝に虹が出るとその日は雨、夕方の虹は翌日が晴れになるということ。
朝のぴっかり姑の笑い(あさのぴっかりしゅうとめのわらい)
当てにならないことのたとえ。 朝さんさんと日がさすよい天気と姑の笑顔は、変わりやすく当てにはできないという意味から。
朝焼けは雨、夕焼けは晴れ(あさやけはあめ、ゆうやけははれ)
空が朝方に赤らむとその日は降られ、日暮れに赤らめば次の日は好天になる。空の色を見て天気を占う言い伝え。
暑さ寒さも彼岸まで(あつささむさもひがんまで)
夏の残暑も秋の彼岸頃には衰えて涼しくなり、余寒も春の彼岸頃にはやわらいで暖かくなるという言い伝え。
雨、車軸の如し(あめ、しゃじくのごとし)
大粒の雨がはげしく降るさま。雨脚を車軸に見立てていうことから。
入り日よければ明日天気(いりひよければあすてんき)
西の空がきれいに晴れて日が沈む晩は、あくる日も晴れと見てよいという天気占い。 夕焼けの見える夕方は西方に雨雲がなく、天気は西から移ってくることから。
寒さの果ても涅槃まで(さむさのはてもねはんまで)
冬の寒さも涅槃会が来ると終わるということ。「涅槃」は、陰暦二月十五日の釈迦入滅の日に行う法会、涅槃会のこと。
四十過ぎての道楽と七つ下がって降る雨は止みそうで止まぬ(しじゅうすぎてのどうらくとななつさがってふるあめはやみそうでやまぬ)
中年になってから始めた道楽と、七つ下がりに降り出した雨は、なかなかやまないということ。「七つ下がり」は午後四時過ぎのこと。
篠を突く(しのをつく)
雨が強く降る様子。 「篠」は細い竹、篠竹のこと。 篠竹で突き立てるように激しい雨との意から。 「篠突く」ともいう。
車軸を流す(しゃじくをながす)
激しく雨が降るさま。大雨のさま。 「車軸」は車の車輪に取り付ける軸のこと。 その車軸のような太い雨が降るとの意から。 「車軸を下す」ともいう。
千日の旱魃に一日の洪水(せんにちのかんばつにいちにちのこうずい)
千日も続く日照りと、たった一日ですべてを流してしまう洪水とは、同じくらいの被害をもたらすということ。水害の恐ろしさをいった言葉。
空に三つ廊下(そらにみつろうか)
天気が安定しないことを洒落て言う言葉。 「降ろうか」、「照ろうか」、「曇ろうか」の三つの「ろうか」を「廊下」に掛けた言葉。
月に雨笠日笠なし(つきにあまがさひがさなし)
月にかさがかかれば必ず雨が降り、晴れの時は月にかさはかからないということ。
泣き出しそう(なきだしそう)
今にも雨が降りだしそうな空の様子のこと。 涙が今にも目からこぼれ落ちそうであるとの意から。
泣き出しそうな空模様(なきだしそうなそらもよう)
今にも雨が降り出しそうな空。
二八月は船頭のあぐみ時(にはちがつはせんどうのあぐみどき)
二月と八月は、海が荒れて舟が出せない日が多いので、船頭も困るということ。
二百二十日の荒れ仕舞(にひゃくはつかのあれじまい)
「二百二十日」は、立春から数えて二百二十日目の日(九月十一日頃)のこと。 この時期は台風が多く発生するため、農家の厄日とされており、この日を過ぎると台風が少なくなることから生まれた言葉。
春に三日の晴れなし(はるにみっかのはれなし)
春は天気が定まらず、晴れの日が三日とはもたないということ。 花のころでも雨や曇りが割って入ることが多い。
日方と手間取りは日のうち(ひかたとてまどりはひのうち)
日雇いの仕事が夕方には終わるように、南風も夕方にはやむということ。「日方」は日のある方から吹く風。南西風、南東風のこと。「手間取り」は日雇い仕事のこと。
日照りに不作なし(ひでりにふさくなし)
雨の少ない年は、ところによって水不足の害は出ても、稲の実りは総じて悪くならないということ。 長雨や冷夏に見舞われるより、旱のほうが作柄は落ちないとされた。
遣らずの雨(やらずのあめ)
腰を上げた客の出端をくじくように、間よく降り出す雨。 発つ人を惜しむ側の心を、空が代わって見せたかのような趣がある。
夕立は馬の背を分ける(ゆうだちはうまのせをわける)
通りの向こう側は日が差したままで、こちら側だけが叩きつけられている。 夏の雨は、それほど狭い幅を選んで落ちる。 「馬の背を分ける」ともいう。
雪の明日は裸虫の洗濯(ゆきのあしたははだかむしのせんたく)
雪の降った翌日は晴天になることが多いということ。 「裸虫」は貧しくて着る物がろくにない人のこと。 雪が降った翌日は天気が良く、貧乏人も着ていた物を脱いで洗濯するほど暖かいとの意から。
雪は豊年の瑞(ゆきはほうねんのしるし)
雪が多く降る年は、その年が豊作になる前触れだということ。「瑞」は前触れの意。
