「峰」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 3 件
故事・ことわざ・慣用句一覧
剣が峰(けんがみね)
相撲の土俵の円を作っている俵の表面の名称。
剣が峰に立つ(けんがみねにたつ)
成功か失敗かの分かれ目にあって、ひと足でも退けばおしまいという、ぎりぎりの立場に追いこまれること。 「剣が峰」とは本来、火山の噴火口をぐるりと囲む縁のことで、とくに富士山の頂上のものを指す。相撲では、土俵の境に置いた俵のいちばん高い部分をこう呼び、その外へ足が出れば負けになる。この俵の上で踏みとどまるありさまを、引き下がれない窮地にたとえた。 受け身にした「剣が峰に立たされる」の形も多い。「[[剣が峰*https://kokugo.jitenon.jp/word/p15228]]」の一語だけでも、追いこまれた土壇場の意味を表す。
香炉峰の雪は簾をかかげて見る(こうろほうのゆきはすだれをかかげてみる)
女性がとっさに気を利かせ、深い教養をのぞかせることのたとえ。 白居易が左遷された廬山のふもとでの暮らしぶりを詠んだ詩の一句を、訓読した言い方。 『枕草子』では、雪の朝に中宮定子が「香炉峰の雪はいかならん」と声をかけると、清少納言は言葉で答えず御簾を巻き上げてみせ、詩を知っていることを示したという。 「香炉峰」は中国江西省の廬山にある峰の名で、香炉に見立てて呼ぶ。
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