剣が峰に立つ
ことわざ「剣が峰に立つ」の意味・読み方・異形などを解説します。
剣が峰に立つ
けんがみねにたつ
| 言葉 | 剣が峰に立つ |
|---|---|
| 読み方 | けんがみねにたつ |
| 意味 | 成功か失敗かの分かれ目にあって、ひと足でも退けばおしまいという、ぎりぎりの立場に追いこまれること。
「剣が峰」とは本来、火山の噴火口をぐるりと囲む縁のことで、とくに富士山の頂上のものを指す。相撲では、土俵の境に置いた俵のいちばん高い部分をこう呼び、その外へ足が出れば負けになる。この俵の上で踏みとどまるありさまを、引き下がれない窮地にたとえた。 受け身にした「剣が峰に立たされる」の形も多い。「剣が峰」の一語だけでも、追いこまれた土壇場の意味を表す。 |
| 例文 | 資金が尽きかけた町工場は、次の注文を取れなければ店じまいという剣が峰に立つ羽目に陥った。 |
| 異形 | 剣が峰に立たされる(けんがみねにたたされる) |
| 場面 | 緊迫 / 困難 |
| 使用漢字 | 剣 / 峰 / 立 |
「剣」を含むことわざ
- 口に蜜あり、腹に剣あり(くちにみつあり、はらにけんあり)
- 口は虎、舌は剣(くちはとら、したはつるぎ)
- 剣が峰(けんがみね)
- 剣は一人の敵、学ぶに足らず(けんはいちにんのてき、まなぶにたらず)
- 舌の剣は命を絶つ(したのつるぎはいのちをたつ)
- ダモクレスの剣(だもくれすのけん)
- 剣の刃を渡る(つるぎのはをわたる)
- 舟に刻みて剣を求む(ふねにきざみてけんをもとむ)
- ペンは剣よりも強し(ぺんはけんよりもつよし)
- 昔の剣、今の菜刀(むかしのつるぎ、いまのながたな)
「峰」を含むことわざ
- 剣が峰(けんがみね)
- 剣が峰に立つ(けんがみねにたつ)
- 香炉峰の雪は簾をかかげて見る(こうろほうのゆきはすだれをかかげてみる)
