「川」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 10 件
「川」から始まる漢字を含む故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
川口で船を破る(かわぐちでふねをわる)
長い航海を終えて港付近の川口で難破することから、成功の直前で失敗することのたとえ。 または、出航時に川口で船を損なうことから、物事の出だしで失敗することのたとえ。
川越して宿とれ(かわこしてやどとれ)
先のことを考えて事前に対策を講じておくべきだということ。また、困難なことは後回しにせずに片付けておくべきだということ。 昔は大きな川には橋がなく、大雨が降ると渡れずに何日も足止めされることもあったので、宿を取るのは川を越してからにしろといわれていたことから。
川竹の流れの身(かわたけのながれのみ)
遊女(昔、遊郭で働き、男の客を迎えた女性)の、落ち着く先の定まらないつらい身の上。 川べりに生えた竹が流れの中で浮いたり沈んだりするありさまに遊女の暮らしをなぞらえた表現で、「浮き」と同じ音の「憂き(つらい)」をかけている。 「川竹の」は「流れ」を引き出すための飾りのことば(枕詞)で、謡曲などに見られる昔の言い回し。「浮き川竹」ともいう。
川立ちは川で果てる(かわだちはかわではてる)
人は得意なことほど油断して、かえって身を滅ぼすことがあるというたとえ。 「川立ち」は、川のほとりで生まれ育った泳ぎ上手な人のこと。 泳ぎの上手な者が、結局は川で命を落とすとの意から。
川中には立てど人中には立たれず(かわなかにはたてどひとなかにはたたれず)
世渡りは難しいというたとえ。 流れが急な川の中に立つことはできても、世間に流されずに生きることは難しいとの意から。
川に水運ぶ(かわにみずはこぶ)
むだなことのたとえ。
川の石星となる(かわのいしほしとなる)
川底の石が空の星に変わる。あるわけのない事の言い立てに使う。 決してあり得ぬ事の並びの一つとして挙げられている。
川の字に寝る(かわのじにねる)
漢字の「川」の字のように寝ること。 特に、夫婦が子どもを真ん中にして寝ること。
川向かいの喧嘩(かわむかいのけんか)
川を隔てた向こう岸の争い。こちらへ火の粉の飛んでくる気遣いがなく、他人事として眺めていられる事柄をいう。
川向こうの火事(かわむこうのかじ)
自分には関わりがなく、少しも痛みを感じない出来事のたとえ。 川をへだてた向こうの火事なら、こちらに火の粉が飛んでくる心配はないことから。 「川向こうの火事」「向こう河岸(がし)の火事」ともいう。
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