「管」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 4 件
「管」から始まる漢字を含む故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
管中に豹を見る(かんちゅうにひょうをみる)
細い管ごしに豹をのぞいても、毛皮のまだら模様はほんの少ししか見えない。物事のほんの一部にしか目が届かず、考えや見方がせまいことをいうたとえ。 晋(昔の中国の王朝)の書家として知られる王献之(王羲之の子)の、子どものころの出来事に由来する。ある日、門人たちのばくちをそばで見ていた王献之が、勝ち負けについて口を出した。すると門人たちは幼い子だと見くびって、「この坊ちゃんも、細い管から豹をのぞき見て、たまたままだらの一つが見えたようなものさ」とからかい、王献之は怒って席を立ったという。『世説新語』や『晋書』に見える話である。 「窺う」は、すき間などからこっそりのぞくこと。「管の中から豹を見る」「管中に豹を窺う」「管中豹を窺う」「管豹の一斑」ともいい、四字熟語に直せば「[[管中窺豹*https://yoji.jitenon.jp/yojii/4377]]」となる。意味の上で近いのは「[[管を以て天を窺う*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/2851.php]]」で、同じ話をもとにしてできた言葉に「[[一斑を見て全豹を卜す*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/2526.php]]」がある。
管鮑の交わり(かんぽうのまじわり)
お互いを理解して心から信じ合った友人付き合いのこと。中国、春秋時代の管仲と鮑叔という二人は若い時から仲が良く、終生変わらぬ友情を持ち続けたという故事から。
管を巻く(くだをまく)
酒に酔って、くだらないことをくどくど言い続けたり他人に絡んだりすること。「管」は、紡績に使う糸を巻きつける小さな軸。糸車の音がぶんぶんと音を立てるのを、酔っ払いの繰り言にたとえたことから。
管を以て天を窺う(くだをもっててんをうかがう)
自分の狭い見識で、大きな問題について勝手に判断することのたとえ。 「管」は「かん」とも読む。 「管を以て大空を測る」「管の穴から天を覗く」「針の穴から天を覗く」ともいう。
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