「貫」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 12 件
「貫」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
意地を貫く(いじをつらぬく)
心に決めたことをどこまでも押し通す。 「意地を貫く」ともいう。
男は裸百貫(おとこははだかひゃっかん)
手元に何も無い男でも、体が利くうちは自分の力で身を起こしていける。 頼るべきは蓄えではなく五体のほうだという励まし。
堪忍の忍の字が百貫する(かんにんのにんのじがひゃっかんする)
怒りを耐え忍ぶ事は、大きな価値があるということ。 じっと耐え忍ぶ「忍」の字には銭百貫の値打ちがあるとの意から。
思案の案の字が百貫する(しあんのあんのじがひゃっかんする)
事に当たる前にひと思案しておくだけで、それが百貫の重みになる。とにかくよく考えてから動け、ということ。 「貫」は昔の銭の単位で、一文銭千枚が一貫。「思案」の二字のうち「案」の一字だけで、その百倍が付くと踏んだわけである。
四時を貫きて柯を改め葉を易えず(しじをつらぬきてえだをあらためはをかえず)
四季が移っても枝ぶりを変えず、葉の色も落とさない木のように、まわりがどう動いても自分の在り方を通すということ。 「四時」は春夏秋冬、「柯」は枝。
千貫のかたに編笠一蓋(せんがんのかたにあみがさいっかい)
大きな元手のわりに利益が少なく、損益が釣り合わないことのたとえ。 「千貫」は銭の単位。一貫の千倍。転じて非常に高価なこと。 千貫の借金の担保が、編み笠一つということから。 「一蓋」は「ひとがい」とも読む。
肺腑を貫く(はいふをつらぬく)
心の奥底に衝撃を与えることのたとえ。また、深い感銘を与えることのたとえ。 「肺腑」は肺臓のこと。転じて心の底のこと。 「衝く」は「突く」とも書く。 また、「肺腑を貫く」「肺腑を抉る」ともいう。
裸一貫(はだかいっかん)
親や他人から譲られた持ち物が一切なく、自分の腕だけを頼りに始めること。 乏しさを嘆くよりも、そこから積み上げたという誇りのほうに重きがある。
裸百貫(はだかひゃっかん)
持ち物が何ひとつ無くとも、男の先行きには値が付けられない。 いま手元に何があるかではなく、この先どれほどのことをしでかすか知れないところに目を置いた言い方。
白虹日を貫く(はっこうひをつらぬく)
臣下が君主に対して反乱を起こす予兆のたとえ。白い虹は武器、太陽は君主の象徴と解釈され、白い虹が太陽を貫いてかかることから、兵乱が起こり君主に危害を加える前兆とされたことから。
人は心が百貫目(ひとはこころがひゃっかんめ)
見た目よりも、内側の持ちようのほうが重いということ。 「貫」は銭を数える単位で、百貫目ともなれば大変な額。それを心の重さに当てはめたもの。
百貫の鷹も放さねば知れぬ(ひゃっかんのたかもはなさねばしれぬ)
大枚をはたいて求めた鷹でも、空へ手放して獲物を追わせてみるまでは、どれほどの腕か知れない。人も物も、現に働かせてみるまでは、その程度を測りようがない。貫は昔の銭の単位。百貫といえば途方もない値である。
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