「郷」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 9 件
「郷」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
郷原は徳の賊(きょうげんはとくのぞく)
うわべの人当たりのよさで郷里の評判を集めている者こそ、世の正しさを内から損なう害だということ。郷原は、村里で立派な人物として通っている見せかけだけの手合い。
故郷へ錦を飾る(こきょうへにしきをかざる)
若い日に出ていった土地へ、身を立ててから戻ってくること。 出たときと戻ったときの姿の隔たりが、そのまま値打ちになる。 単に「錦を飾る」、また「錦(錦衣)を衣(着)て郷(故郷)に還(帰)る」ともいう。
故郷忘じ難し(こきょうぼうじがたし)
生まれ故郷はいつまでもなつかしく、忘れがたいものであるということ。
郷に入っては郷に従え(ごうにいってはごうにしたがえ)
場所によって風俗や習慣が違うので、住む土地の習慣や慣習に従うのがよいということ。「郷」は地方・田舎の意。
妻子を置く所が故郷(さいしをおくところがこきょう)
故郷を出て来た人がそこで所帯を持ち、妻子のいるその場所を第二の故郷と思って頑張る覚悟をいう。
桃源郷(とうげんきょう)
俗世間を離れた平和な別天地のこと。 中国晋の時代、武陵の漁師が川を水源までさかのぼり、桃の花が咲き乱れる林に迷い込むと、秦の時代の戦乱を避けた人々が平和に暮らす理想郷があったという説話から。 「武陵桃源」「桃源」ともいう。
人は故郷を離れて貴し(ひとはこきょうをはなれてたっとし)
生まれた土地を出てはじめて、人は高く扱われるということ。 地元では育ちも身内も見透かされていて、どれほどの者になっても昔のままの目で見られるため。
無何有の郷(むかうのさと)
人の手が加わらず、何のわずらわしさもない、あるがままの楽園。理想の世界。ユートピア。 「無何有」は何もないこと。
預言者郷里に容れられず(よげんしゃきょうりにいれられず)
優れた人物であっても、身近な人には認められず尊敬されにくいということ。 すぐれた預言者も、子どもの頃からよく知っている人たちにとっては、普通の人としか思えないため尊ばれないとの意から。
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