故郷へ錦を飾るとは
故郷へ錦を飾る
こきょうへにしきをかざる
言葉 | 故郷へ錦を飾る |
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読み方 | こきょうへにしきをかざる |
意味 | 立派な着物を着ること。転じて、成功して晴れがましい姿で故郷に帰ること。
単に「錦を飾る」、また「錦衣を着て故郷に帰る」ともいう。 |
異形 | 錦を飾る(にしきをかざる) |
錦衣を着て故郷に帰る(きんいをきてこきょうにかえる) | |
使用語彙 | 故郷 / 飾る / 帰る |
使用漢字 | 故 / 郷 / 錦 / 飾 / 衣 / 着 / 帰 |
「故」を含むことわざ
- 故郷忘じ難し(こきょうぼうじがたし)
- 妻子を置く所が故郷(さいしをおくところがこきょう)
- 世故に長ける(せこにたける)
- 人肥えたるが故に貴からず(ひとこえたるがゆえにたっとからず)
- 故きを温ねて新しきを知る(ふるきをたずねてあたらしきをしる)
- 山高きが故に貴からず(やまたかきがゆえにたっとからず)
- 我思う、故に我あり(われおもう、ゆえにわれあり)
「郷」を含むことわざ
- 故郷忘じ難し(こきょうぼうじがたし)
- 郷に入っては郷に従え(ごうにいってはごうにしたがえ)
- 妻子を置く所が故郷(さいしをおくところがこきょう)
- 桃源郷(とうげんきょう)
- 無何有の郷(むかうのさと)
- 預言者郷里に容れられず(よげんしゃきょうりにいれられず)
「錦」を含むことわざ
- 衣錦の栄(いきんのえい)
- 内裸でも外錦(うちはだかでもそとにしき)
- 親は木綿着る、子は錦着る(おやはもめんきる、こはにしききる)
- 昨日の襤褸、今日の錦(きのうのつづれ、きょうのにしき)
- 昨日の錦、今日の襤褸(きのうのにしき、きょうのつづれ)
- 今日の襤褸、明日の錦(きょうのつづれ、あすのにしき)
- 錦上、花を添える(きんじょう、はなをそえる)
- 断錦(だんきん)
「飾」を含むことわざ
- 売り物には花を飾れ(うりものにははなをかざれ)
- 言葉を飾る(ことばをかざる)
- 最後を飾る(さいごをかざる)
- 掉尾を飾る(ちょうびをかざる)
- 掉尾を飾る(とうびをかざる)
- 花道を飾る(はなみちをかざる)
- 辺幅を飾る(へんぷくをかざる)
- 辺幅を修飾する(へんぷくをしゅうしょくする)
「衣」を含むことわざ
- 衣錦の栄(いきんのえい)
- 衣食足りて栄辱を知る(いしょくたりてえいじょくをしる)
- 衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
- 衣食足れば則ち栄辱を知る(いしょくたればすなわちえいじょくをしる)
- 一髪、二化粧、三衣装(いちかみ、にけしょう、さんいしょう)
- 衣鉢を継ぐ(いはつをつぐ)
- 衣鉢を伝う(いはつをつたう)
- 衣鉢を伝える(いはつをつたえる)
- 浮世は衣装七分(うきよはいしょうしちぶ)
- 衣鉢を継ぐ(えはつをつぐ)
「着」を含むことわざ
- 足が地に着かない(あしがちにつかない)
- 石に布団は着せられず(いしにふとんはきせられず)
- 烏帽子を着せる(えぼしをきせる)
- 狼が衣を着たよう(おおかみがころもをきたよう)
- 奥歯に衣着せる(おくばにきぬきせる)
- 親は木綿着る、子は錦着る(おやはもめんきる、こはにしききる)
- 恩に着せる(おんにきせる)
- 恩に着る(おんにきる)
- 替え着なしの晴れ着なし(かえぎなしのはれぎなし)
- 笠に着る(かさにきる)