「事」で終わる故事・ことわざ・慣用句 — 27 件
「事」で終わる漢字を含む故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
秋葉山から火事(あきばさんからかじ)
人を戒める指導的立場の者が、自ら過ちを犯してしまうたとえ。「秋葉山」は火災除けの神を祭る静岡県の秋葉神社のこと。
一事が万事(いちじがばんじ)
一つの事を見るだけで他のすべての事を推察できるということ。
色よい返事(いろよいへんじ)
望みに叶った期待通りの返事。
閻魔の色事(えんまのいろごと)
取り合わせがちぐはぐで、見ていて落ち着かないことのたとえ。 地獄で亡者を裁く閻魔が恋にうつつを抜かす図を思えばよい。
お家の一大事(おいえのいちだいじ)
他人の家に起こった出来事を冗談めかしたり、皮肉ったりして大げさにいう時に使う言葉。 主君の家に起こった重大な事件との意から。
客と白鷺は立ったが見事(きゃくとしらさぎはたったがみごと)
客は長居をしないで、早く帰るほうがよいということ。白鷺の美しい立ち姿に掛けていった言葉。
後生が大事(ごしょうがだいじ)
来世の安楽を願って信心することが大切だということ。
小事は大事(しょうじはだいじ)
些細なことから大事が起こる。小事だからといって物事をあなどってはいけないということ。
知らぬが仏、見ぬが秘事(しらぬがほとけ、みぬがひじ)
事の真相は伏せられていたほうが心は乱れず、隠されたものもあえて覗かないでおくのがよい。 のぞいた先にあるのは、たいてい拍子抜けするような中身である。
する事なす事(することなすこと)
その人の行いの全て。
袖から火事(そでからかじ)
ほんの些細なきっかけから、思いも寄らない大ごとに発展することのたとえ。明暦三年(1657)の江戸の大火は、本妙寺の供養で燃やした振り袖が火のついたまま飛んだのがもとと伝えられ、「振り袖火事」の名で知られることから。
対岸の火事(たいがんのかじ)
自分にはまったく影響がなく、苦痛を感じないたとえ。 向こう岸の火事はこちらまで燃え移ってくる危険がないことから。 「川向こうの火事」ともいう。
田から行くも畦から行くも同じ事(たからいくもあぜからいくもおなじこと)
手段や方法が違っても、同じ結果になることのたとえ。 畦道から行っても田から行っても、結局行き着く所は同じということから。 「田から行くも畦から行くも同じ事」「田を行くも畦を行くも同じ」「田歩くも畔歩くも同じ」などともいう。異形の多い語。
竹屋の火事(たけやのかじ)
怒って、言いたい放題にぽんぽんものを言うこと。竹屋が火事になると、竹がはじけてぽんぽん音を出すところから。
立つより返事(たつよりへんじ)
人に呼ばれた時には、立つより先にまず返事をせよということ。
大事の前の小事(だいじのまえのしょうじ)
大きな事を行う時には、小さな事にも油断してはいけないということ。また、大きな目的を遂げるためには、小さな犠牲はやむを得ないということ。
付かぬ事(つかぬこと)
それまでの話と関係のないこと。唐突なこと。 「付かぬ事を伺いますが」との形で用いることが多い。
月夜に夜仕事(つきよによしごと)
真面目に仕事や勉強に励むことのたとえ。 美しい月を楽しまずに仕事に励むとの意から。 「月夜に夜なべ」ともいう。
常が大事(つねがだいじ)
人が見ているのはとっさのふるまいではなく、ふだんの身の処し方である。 日ごろの暮らしが整ってさえいれば、何かが起きたときにあらぬ言いがかりを受けずにすむ。
日常茶飯事(にちじょうさはんじ)
ごくありふれたこと。日々の茶や飯のように、当たり前に繰り返される平凡な出来事。 「茶飯」は日常の食事のことから、毎日行うありふれた行為・出来事のたとえとして用いられる。 「日常茶飯」ともいう。
始めが大事(はじめがだいじ)
入り口でどう構えたかは、その先の運びの隅々まで尾を引く。 腰を据えて臨むべきはひと手目だ、という言い分。
一つ事は同じ事(ひとつことはおなじこと)
言い方を変えてみても、結局言っていることは同じ事だということ。わかりきっている、という気持ちを表す言葉としても使う。
人の事は我の事(ひとのことはわれのこと)
人ごとと思っている他人の不幸も、いつか自分の身におこらないとも限らないということ。
人の事より我が事(ひとのことよりわがこと)
他人のことに口や手を出す前に、まず自分自身のことをきちんと片づけよということ。
人は落ち目が大事(ひとはおちめがだいじ)
人が勢いを失って困っているときにこそ、見放さずに手を差しのべてやるのが大切だということ。また、自分が勢いを失ったときこそ、身を慎んで立て直しに努めなければならないということ。
人は陰が大事(ひとはかげがだいじ)
人間は人目に付く所の行動だけでなく、他人の見ていない所での行動が大事だということ。
坊主捨て置け医者大事(ぼうずすておけいしゃだいじ)
急病の時は、急いで医者を呼ぶのが大事だということ。
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