「顔」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 60 件
「顔」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)
秋は晴れた日より雨の日の方が暖かいので、猫も顔を長くし喜ぶということ。
朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
物事の盛りが短く、はかないことのたとえ。朝咲いた朝顔の花が昼を待たずにしぼんでしまうことから。
朝に紅顔ありて夕べに白骨となる(あしたにこうがんありてゆうべにはっこつとなる)
無常のこの世では、人の生死は予測できないということ。 朝血色のよい顔をしていた人が、夕方には死んで白骨となるという意味から。
合わせる顔がない(あわせるかおがない)
相手の期待や信頼を裏切るようなことをして、申し訳なくてその人に会いにくいというたとえ。 「あわせる」は「あわす」ともいう。 また「合」は「会」とも書く。
いい顔をしない(いいかおをしない)
好意的な態度を示さない。不機嫌な様子である。
怒れる拳、笑顔に当たらず(いかれるこぶし、えがおにあたらず)
怒って強い態度で向かってきた者に対しても、優しい態度で接するほうが効果的であるということ。怒って振り上げた拳も、相手の笑顔に気勢をそがれて打ち下ろせないとの意から。
一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
女性の顔立ちで、一番良いのはやや細長く白い瓜実顔、二番目は愛嬌のある丸顔だということ。その後に「三平顔に四長顔、五まで下がった馬面顔」と続く。
浮かぬ顔(うかぬかお)
心配事などがあって、晴れ晴れとしない顔つき。
大きな顔(おおきなかお)
偉そうな顔つき。また、平然とした顔つき。
親の顔が見たい(おやのかおがみたい)
よその子の行動や態度の悪さに、驚きあきれて発する言葉。
顔色を窺う(かおいろをうかがう)
相手の表情から、その人の機嫌の善し悪しを察すること。 「顔色を見る」「顔色を読む」ともいう。
顔から火が出る(かおからひがでる)
大変恥ずかしいおもいをすることのたとえ。 顔が真っ赤になる意から。
顔が合わせられない(かおがあわせられない)
面目がなくてその人に会うことができないというたとえ。
顔が売れる(かおがうれる)
世間に広く名前が知れわたること。
顔が利く(かおがきく)
信用や権力があって相手に無理がとおり、便宜を図ってもらえること。
顔が揃う(かおがそろう)
集まるべき人が、全員その場に集まること。
顔が立つ(かおがたつ)
その人の面目や名誉がたもたれるということ。
顔が潰れる(かおがつぶれる)
その人の名誉が傷つけられることのたとえ。
顔が広い(かおがひろい)
交際範囲がひろく、知り合いが多いことのたとえ。
顔で笑って心で泣く(かおでわらってこころでなく)
泣きたいほどつらくても顔では笑ってみせるということ。
顔に書いてある(かおにかいてある)
なにも言わなくても、相手の表情からその人の本心を読み取ることができるということ。
顔に出る(かおにでる)
何も言わなくても、本心や体調などが表情にあらわれること。
顔に泥を塗る(かおにどろをぬる)
恥をかかせたり名誉を傷つけたりすること。 単に「泥を塗る」ともいう。
顔に紅葉を散らす(かおにもみじをちらす)
若い女性が照れくささや恥じらいから、紅葉の葉を散らしたように顔を一気に赤らめる様子。 単に「紅葉を散らす」ともいう。
顔見世の二番目(かおみせのにばんめ)
一つの家に暮らす家族の頭数が、ずいぶん多いことを表すたとえ。 「顔見世」は、江戸の歌舞伎で毎年十一月に、その年の一座の顔ぶれを客にお目見えさせた特別な公演のこと。その日の二番目に演じる芝居は町人の暮らしを描いたもので、登場人物がとりわけ大勢だった。次から次へと人が出てくる舞台を、人であふれる家に重ね合わせた言葉。 また、その芝居には雪の場面や町家(町なかの商家や職人の家)の場面が多かったので、雪の降る景色や、町家が人の出入りでごたごたと騒がしい有様をいうこともある。
顔向けができない(かおむけができない)
恥ずかしさや申し訳なさから、人に顔を合わせることができないたとえ。 世間や社会に対して、責任を痛感している気持ちを言ったことば。
顔を合わせる(かおをあわせる)
試合や競技などで対戦相手となる。また、演劇や映画などで共演する。 「顔が合う」ともいう。
顔を売る(かおをうる)
自らの名前が広く世間にしられるように、行動することのたとえ。
顔を貸す(かおをかす)
人から頼まれて、ある場所に出向いたり人と会ったりすることのたとえ。
顔を利かす(かおをきかす)
自らが持つ権力や影響力などを用いて、無理をとおしたり、物事を有利に運んだりすること。
