顔見世の二番目
ことわざ「顔見世の二番目」の意味・読み方を解説します。
顔見世の二番目
かおみせのにばんめ
| 言葉 | 顔見世の二番目 |
|---|---|
| 読み方 | かおみせのにばんめ |
| 意味 | 一つの家に暮らす家族の頭数が、ずいぶん多いことを表すたとえ。
「顔見世」は、江戸の歌舞伎で毎年十一月に、その年の一座の顔ぶれを客にお目見えさせた特別な公演のこと。その日の二番目に演じる芝居は町人の暮らしを描いたもので、登場人物がとりわけ大勢だった。次から次へと人が出てくる舞台を、人であふれる家に重ね合わせた言葉。 また、その芝居には雪の場面や町家(町なかの商家や職人の家)の場面が多かったので、雪の降る景色や、町家が人の出入りでごたごたと騒がしい有様をいうこともある。 |
| 例文 | 祖父母に両親、きょうだい五人、それに叔父まで一緒に住んでいる。朝の洗面所は順番待ちの列ができて、うちはまるで顔見世の二番目だ。 |
| 場面 | 数が多い / 家族 |
| 使用漢字 | 顔 / 見 / 世 / 二 / 番 / 目 |
「顔」を含むことわざ
- 秋の雨が降れば猫の顔が三尺になる(あきのあめがふればねこのかおがさんじゃくになる)
- 朝顔の花一時(あさがおのはなひととき)
- 朝に紅顔ありて夕べに白骨となる(あしたにこうがんありてゆうべにはっこつとなる)
- 合わせる顔がない(あわせるかおがない)
- いい顔をしない(いいかおをしない)
- 怒れる拳、笑顔に当たらず(いかれるこぶし、えがおにあたらず)
- 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
- 浮かぬ顔(うかぬかお)
- 大きな顔(おおきなかお)
- 親の顔が見たい(おやのかおがみたい)
「見」を含むことわざ
- 相手見てからの喧嘩声(あいてみてからのけんかごえ)
- 青菜は男に見せな(あおなはおとこにみせな)
- 足元を見る(あしもとをみる)
- 足を重ねて立ち、目を仄てて見る(あしをかさねてたち、めをそばだててみる)
- 後先見ず(あとさきみず)
- 穴の開くほど見る(あなのあくほどみる)
- 家鴨の火事見舞い(あひるのかじみまい)
- 甘く見る(あまくみる)
- 怪しきを見て怪しまざれば、怪しみ却って破る(あやしきをみてあやしまざれば、あやしみかえってやぶる)
- いい目を見る(いいめをみる)
「世」を含むことわざ
- 明日知らぬ世(あすしらぬよ)
- あの世の千日、この世の一日(あのよのせんにち、このよのいちにち)
- 言えば世の常(いえばよのつね)
- 石の物言う世の中(いしのものいうよのなか)
- 一日敵を縦せば数世の患い(いちじつてきをゆるせばすうせいのうれい)
- 一文高の世の中(いちもんだかのよのなか)
- 一世を風靡する(いっせいをふうびする)
- 稲は実るにつけて俯き、侍は出世につけて仰向く(いねはみのるにつけてうつむき、さむらいはしゅっせにつけてあおむく)
- いらぬお世話の蒲焼(いらぬおせわのかばやき)
- 有為転変は世の習い(ういてんぺんはよのならい)
「二」を含むことわざ
- 青二才(あおにさい)
- 朝の一時は晩の二時に当たる(あさのひとときはばんのふたときにあたる)
- 値を二つにせず(あたいをふたつにせず)
- 生き二両に死に五両(いきにりょうにしにごりょう)
- 一瓜実に二丸顔(いちうりざねににまるがお)
- 一運二腰三拍子(いちうんにこしさんびょうし)
- 一応も二応も(いちおうもにおうも)
- 一押し、二金、三男(いちおし、にかね、さんおとこ)
- 一押し二押し(いちおしにおし)
- 一髪、二化粧、三衣装(いちかみ、にけしょう、さんいしょう)
「番」を含むことわざ
- 海驢の番(あしかのばん)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- いの一番(いのいちばん)
- 命から二番目(いのちからにばんめ)
- 鬼も十八、番茶も出花(おにもじゅうはち、ばんちゃもでばな)
- 十八番(おはこ)
- 角番に立つ(かどばんにたつ)
- 十八番(じゅうはちばん)
- 誰でも自分の荷が一番重いと思う(だれでもじぶんのにがいちばんおもいとおもう)
- 茶番(ちゃばん)
