Z旗を掲げる
ことわざ「Z旗を掲げる」の意味・読み方を解説します。
Z旗を掲げる
ぜっときをかかげる
| 言葉 | Z旗を掲げる |
|---|---|
| 読み方 | ぜっときをかかげる |
| 意味 | 組織や集団が重大な局面に立たされたとき、全員に向けて、これまで以上に奮い立って力を尽くすよう求めること。失敗の許されない切迫した状況で、皆の覚悟を促すために用いる。
「Z旗」は、英字のZを表す船の信号旗のこと。1905年(明治38年)、東郷平八郎が率いる連合艦隊は、東郷の乗る戦艦「三笠」にこの旗を掲げて日本海海戦に臨んだ。当時の日本海軍がこの旗に当てていた文は「皇国の興廃この一戦にあり、各員一層奮励努力せよ」で、国が栄えるか滅びるかはこの戦いで決まる、全員いっそう気力を奮って励め、という号令だった。 この出来事が世に広まり、会社や団体が存続をかけて総力を挙げるような場面にも使う言葉となった。生き残りをかけた瀬戸際そのものを指す危急存亡の秋と違い、この句は瀬戸際に立った者が皆へ発する呼びかけに重きがある。気の緩んだ相手を荒い言葉で勢いづける発破を掛けるとも異なり、重大な局面で全員に向けて言う点に特徴がある。 |
| 例文 | 連覇が危うくなった決勝の朝、主将はZ旗を掲げるつもりで部員全員に最後の奮起を求めた。 |
| 場面 | 緊迫 / 励ます |
| 使用漢字 | 旗 / 掲 |
