「旗」を含む故事・ことわざ・慣用句 — 11 件
「旗」を含む漢字が使われている故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
旗鼓相当たる(きこあいあたる)
実力に大きな差がない二者が、正面から向き合って勝ち負けを争うこと。腕前の近い相手と力をくらべ合う際にも、この言い回しを当てる。 「旗鼓」は、昔の戦いで軍を動かす合図に使った旗と太鼓を表し、そこから軍隊そのものの意味にも広がった。旗をかかげ太鼓を鳴らした両軍が、ほぼ同じ勢いでぶつかり合う姿をたとえにしている。 もとは『後漢書』隗囂伝に見える言葉で、後漢を開いた光武帝が、敵の公孫述が攻めてきたときには隗囂の軍勢で迎え撃ってほしいと頼んだ手紙の中にある。二字を逆に並べた「鼓旗相当たる」の形も使われ、四字熟語にも[[旗鼓相当*https://yoji.jitenon.jp/yojik/5154]]・[[鼓旗相当*https://yoji.jitenon.jp/yojik/5398]]がある。一方、敵味方の両軍が戦いの場で対面する意の言葉には[[旗鼓の間に相見ゆ*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/9196.php]]がある。
旗鼓の間に相見ゆ(きこのあいだにあいまみゆ)
二つの軍勢が戦場で向かい合い、武器を取って戦うこと。競争相手どうしが腕前や力のどちらが上かを決めようとして張り合う姿にもなぞらえて言う。 「旗鼓」とは、昔のいくさで兵を進めたり退かせたりする合図に用いた旗と太鼓のこと。後には軍隊や軍事のことも表す。「相見ゆ」は「あいまみゆ」と読み、互いに対面することを表す古い言葉。軍旗を押し立てた両軍が、ついに正面から向き合う光景が言葉のもとにある。 「間」の読みは「あいだ」が多いが、「かん」と読ませる本もある。「相見ゆ」を「相見る」に替えて「旗鼓の間に相見る」とも言う。同じ「旗鼓」を使い、力の近い者どうしの争いを表すものに[[旗鼓相当たる*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/9195.php]]が、四字熟語では[[旗鼓相当*https://yoji.jitenon.jp/yojik/5154]]が知られる。
白旗を掲げる(しらはたをかかげる)
これ以上は争わないと相手に示し、勝ち負けを決した形で引き下がる。 まだ続ける手が残っていても、こちらから終わりを告げる場合にいう。
錦の御旗(にしきのみはた)
自らの主張や行為を正当化して、権威づけるもののたとえ。 「錦の御旗」は、官軍の旗で、金銀の色をした糸で赤地の旗に日と月を刺繍したもの。
旗色が悪い(はたいろがわるい)
不利な状況にあること。 昔、戦場の軍旗の色を見て状況を判断したことから。
旗印にする(はたじるしにする)
集団で行動する時の目標にすること。 「旗印」は昔の戦場で紋所などを染めて部隊の目印にした旗。
旗を揚げる(はたをあげる)
新たに事業などを始めたり、独立して新しく事を起こしたりすること。昔、合戦を始める際に目印として旗を掲げたことから。
旗を掲げる(はたをかかげる)
理想や目的を世間に示し、それに向かって行動すること。
旗を巻く(はたをまく)
成功や勝利が不可能だと判断して諦めること。 戦場で軍旗を下ろし、巻いて納めるとの意から。
反旗を翻す(はんきをひるがえす)
謀反を起こすこと。「反旗」は、謀反を起こして立てる旗で、それが風になびくということから。
一旗揚げる(ひとはたあげる)
新しく商売などを始めて、世に出て成功しようとすること。
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