「逃げる」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 24 件
「逃げる」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全24件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
跡を晦ます(あとをくらます)
行き先を告げず、姿を隠すこと。
網の目を潜る(あみのめをくぐる)
捜査網や監視から巧みに逃れる。 また、法律や規則の盲点を突いて悪事をはたらく。
後ろを見せる(うしろをみせる)
相手に背を向けて逃げ出すこと。また、弱みを見せること。
風を食らう(かぜをくらう)
事態を察知して、すばやく逃げるようすをいう。息せききって大口を開けて走り、口いっぱいに空気が入り込む様子をいった言葉。多くは悪事が発覚した時などに使う。
函谷関の鶏鳴(かんこくかんのけいめい)
取るに足らぬと見えた芸が、いざというときに窮地を破ること。 斉の孟嘗君が秦を脱して函谷関にたどり着いたが、門は一番鶏が鳴くまで開かない。供の一人が鶏の声を真似て門を開かせ、追手を振り切ったという故事から。 どんな芸でも抱えておけば助けになるという意にも、とっさの機転で難を逃れる意にも使う。
蜘蛛の子を散らす(くものこをちらす)
その場にいた者たちが、めいめい別の向きへ走り去って見えなくなるさま。蜘蛛の子を包んだ袋が破れると、中の子が方々へ抜け出ていくことから。
雲を霞(くもをかすみ)
一目散に逃げて姿が見えなくなることのたとえ。
虎口を脱する(ここうをだっする)
危険な状態からやっとのことで逃れること。「虎口」は、虎の口のように危険な場所の意。
触らぬ神に祟りなし(さわらぬかみにたたりなし)
何事も関係をもたなければ、災いを招くことはないということ。 神様と関わりをもたなければ、神様の祟りを受けることはないとの意から。
三舎を避く(さんしゃをさく)
相手を恐れはばかって避けること。また、とても及ばないとして相手に一目置くことのたとえ。 「三舎」は、古代中国の軍隊が三日間に歩いた距離。一舎は約三十里。三舎、つまり九十里ほど遠くに退くとの意から。
三十六計逃げるに如かず(さんじゅうろっけいにげるにしかず)
様々な計略があるが、困ったときは逃げるのが最良の策だということ。 「三十六計」は、古代中国の兵法で使われた三十六種類のはかりごと。 三十六種類の計略のうち、逃げるという計略に及ぶものはないとの意から。
尻に帆を掛ける(しりにほをかける)
見つかったが最後、あとも見ずに走り去る。 取るものも取りあえず姿を消す。
地震の時は竹薮に逃げろ(じしんのときはたけやぶににげろ)
地震の時は竹やぶが避難場所としてすぐれているということ。竹は根を広く張っているため地割れが少なく、竹は倒れにくく、もし倒れても軽いため怪我が少ないことなど、経験からいわれている言葉。
随徳寺をきめる(ずいとくじをきめる)
後先かまわずに一目散に逃げ出すこと。 「ずいと出て行く」をしゃれで寺の名に見立てたもの。 また、「一目散」を山号になぞらえて「一目山随徳寺」ともいう。
どろんを決める(どろんをきめる)
その場からいきなりいなくなること。 「どろん」は芝居などで幽霊が出入りする時の効果音。
逃ぐるが一の手(にぐるがいちのて)
困難に直面したら、とりあえず逃げて身の安全をはかるのが上策だということ。また、面倒なことは避けるのが一番いい方法だということ。
逃げ腰になる(にげごしになる)
責任や負担を回避しようとするような態度をとること。 また、すぐにでも逃げ出しそうな態度をとること。
逃げるが勝ち(にげるがかち)
場合によっては、その場は逃げるほうが結局は勝利を得られるということ。
逃げを打つ(にげをうつ)
逃げるための支度をすること。責任を負わされないよう事前に策を講じておくこと。
這う這うの体(ほうほうのてい)
体裁も持ち物も構っていられず、足元をふらつかせながら場を後にすること。とっさに身を守るだけで精一杯になった退き方をいう。
回れ右をする(まわれみぎをする)
体を真後ろへ向け直して、進んできたほうへ足を戻すこと。号令一つで体の向きが入れ替わる動作からきた形で、行くつもりだった先を目前にして取りやめる場合にも用いる。
蛻の殻(もぬけのから)
目当ての相手はとうにいなくなり、場所だけが残されている。中身が先に去ったあとの、からになった入れ物を指す。 また、古くは息の絶えた体をこう呼んだ。
避けて通せ酒の酔い(よけてとおせさけのよい)
酔っ払いには、かかわらないほうがよいということ。
草鞋を履く(わらじをはく)
1.旅に出発すること。 2.罪を犯した者が、追及を逃れるために土地を離れて旅に出ること。 3.商人や仲介者が、取引において価格を偽ること。物の値段をごまかして利益を得る行為。 「穿く」は「履く」とも書く。 また、「長い草鞋を履く」ともいう。
