「諦める」に関連する故事・ことわざ・慣用句 — 31 件
「諦める」に関連する故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。全31件を五十音順に掲載しています。
ことわざ一覧(五十音順)
如何せん(いかんせん)
残念ながら、いい方法がない。どうしようもない。
今はこれまで(いまはこれまで)
避けることができないさま。もはやどうしようもない。これで終わりだ。
因果を含める(いんがをふくめる)
事情を説明して諦めさせること。
引導を渡す(いんどうをわたす)
最終的な宣告をして相手をあきらめさせること。 また、相手の命がまもなくなくなることをわからせること。 「引導」は、葬式の際、死者の霊を極楽浄土に導くために僧が経文や仏語を唱えること。 その引導を授けるの意から。
運を天に任せる(うんをてんにまかせる)
運の良し悪しは人の力ではどうすることもできないと考え、成り行きに任せること。
お手上げ(おてあげ)
解決する方法がなく、どうにもならないさま。 両手をあげて降参の意思を示すとの意から。
兜を脱ぐ(かぶとをぬぐ)
降参すること。戦いに負けた武士が、敗北を認めたしるしに兜を脱いだことから。
軍門に降る(ぐんもんにくだる)
戦争に負けて降伏すること。また、競争や試合に負けること。 「軍門」は、陣営の入り口のこと。投降して敵の軍門に入るとの意から。 「陣門に降る」ともいう。
腰が砕ける(こしがくだける)
物事をやり遂げようとする気力が途中でなくなること。 また、腰の力が抜けて体が安定しないこと。
匙を投げる(さじをなげる)
医者が、治る見込みがないと病人を見放すこと。また、成功の見込みが立たずあきらめること。医者が薬を調合するさじを投げ出す意から。
然もあらばあれ(さもあらばあれ)
なるようにまかせるしかないこと。どうにでもなれ。ままよ。 「遮莫」とも書く。
尻尾を巻く(しっぽをまく)
勝ち目がないとみて、戦わずに負けを認めること。降参すること。喧嘩に負けた犬が後ろ脚の間に尻尾を巻き込んで逃げるということから。
シャッポを脱ぐ(しゃっぽをぬぐ)
負けを認めること。降参すること。 「シャッポ」は帽子を指すフランス語。
白旗を掲げる(しらはたをかかげる)
これ以上は争わないと相手に示し、勝ち負けを決した形で引き下がる。 まだ続ける手が残っていても、こちらから終わりを告げる場合にいう。
是非に及ばず(ぜひにおよばず)
どうすることもできない。仕方がない。やむを得ない。そうするしかない。 その物事の善悪を議論する余裕がないということから。 本能寺の変で織田信長が言ったとされる言葉。
是非も無い(ぜひもない)
どうしようもない。仕方ない。 好ましくない結果を認めるしかない時に使う言葉。
タオルを投げる(たおるをなげる)
ボクシングで、選手がこれ以上戦えないと判断したセコンドが、リング内にタオルを投げ入れること。転じて、意欲を喪失して物事を途中でやめること。
手の施しようがない(てのほどこしようがない)
処置をする方法が全くないこと。
手を引く(てをひく)
それまでやってきたことを止めて、関係を断ち切ること。
殿の犬には食われ損(とののいぬにはくわれぞん)
上に立つ者に連なるものから害を受けても、訴え出る先がなく、こちらが損を呑むほかないということ。殿様の犬に足を食われても、相手が相手だけに苦情の持って行き場がないことから。
泣く子と地頭には勝てぬ(なくことじとうにはかてぬ)
道理の通じない相手にはかなわないから、争っても無駄ということのたとえ。 「地頭」は、中世の荘園管理に当たった権力ある役人。
音を上げる(ねをあげる)
困難な状況などに耐えることができず、泣きごとを言うこと。
年貢の納め時(ねんぐのおさめどき)
悪事を重ねてきた者が、ついに捕まって罪に服さなければならない時。また、長い間続けてきた物事をあきらめなくてはならない時。年貢の滞納を清算しなければならない時の意から。
旗を巻く(はたをまく)
成功や勝利が不可能だと判断して諦めること。 戦場で軍旗を下ろし、巻いて納めるとの意から。
万事休す(ばんじきゅうす)
これ以上手の打ちようがなく、お手上げの状態になること。「万事」はすべてのこと、「休す」は終わるという意。
悲鳴を上げる(ひめいをあげる)
仕事が忙しすぎたり、物事がうまくいかずに困り果てたりして、泣き言を言うこと。
百年目(ひゃくねんめ)
これ以上は身をかわしようのない、行き着くところまで来た場面。 隠してきたことが表に出て、始末をつけざるを得なくなった時にいう。 めぐり合わせが極まった、またとない好機のほうを指す用法もある。
舟は帆任せ、帆は風任せ(ふねはほまかせ、ほはかぜまかせ)
すべてを成り行きにまかせるしかない状態、また成り行きに任せたほうがうまくいくというたとえ。 帆掛け船は帆任せ、帆は風任せで進むとの意から。
身を引く(みをひく)
ある立場や関係から退くこと。また、他人に譲るためや状況への配慮から、前に出るのを控えたり関与を避けたりすること。
やけのやん八(やけのやんぱち)
思うにまかせず、後先を考えずに突っ走ってしまう心持ち。 「やん八」は語調をそろえるために添えた、人の名を思わせる語尾。
弱音を吐く(よわねをはく)
困難な状況などに耐えることができず、意気地のないことを言うこと。
