「地」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 39 件
「地」から始まる漢字を含む故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
地が出る(じがでる)
隠していた本性が表に出ること。 「地が出る」ともいう。
地獄から火を貰いに来たよう(じごくからひをもらいにきたよう)
やせ衰えてみすぼらしい姿のたとえ。
地獄極楽は心にあり(じごくごくらくはこころにあり)
地獄や極楽は、人の心の中に存在する。つまり、心の持ちようで、地獄にも極楽にもなるということ。
地獄極楽はこの世にあり(じごくごくらくはこのよにあり)
善悪の報いはあの世に行くまでもなく、この世ではっきりと現れるということ。
地獄で仏に会ったよう(じごくでほとけにあったよう)
もう逃げ道がないと腹をくくった場に、よもやという味方が立つ。 難を免れたことよりも、そのときに漏れる安堵のほうを言い表す。 「地獄で仏に会う」「地獄で仏」ともいう。
地獄にも知る人(じごくにもしるひと)
地獄のようなひどい所でも知り合いはできるものだということ。また、遠くの知らない土地に行っても知人に巡りあえるものだということ。 「冥土にも知る人」ともいう。
地獄の一丁目(じごくのいっちょうめ)
きわめて恐ろしい所のたとえ。また、悪の道や破滅に向かう始まりのたとえ。「一丁目」は入り口の意。
地獄の上の一足飛び(じごくのうえのいっそくとび)
きわめて危険な行為のたとえ。
地獄の釜の蓋が開く(じごくのかまのふたがあく)
正月と盆の十六日は、誰もが手を休めてよい日だということ。 この二日は地獄の鬼までが責め苦の手を止め、大釜のふたまで開け放たれるのだという。
地獄の釜の蓋も開く(じごくのかまのふたもあく)
正月の16日と盆の16日は、みな仕事をやめて休もうということ。この両日は、地獄の鬼も仕事を休み、罪人を煮る釜の蓋も開けて使わないということから。
地獄の沙汰も金次第(じごくのさたもかねしだい)
この世の事は、すべて金の力でどうにでもなるということのたとえ。 地獄の裁判も金を出せば有利になるとの意から。
地獄は壁一重(じごくはかべひとえ)
人間は一歩誤ると、罪を犯してしまいがちだということ。 地獄は壁を一枚隔てたすぐ隣にあるとの意から。
地獄へも連れ(じごくへもつれ)
どんな所に行く時も同伴者がいたほうがいいということ。 たとえ地獄に行くにしても、同伴者がいたほうがいいとの意から。
地獄耳(じごくみみ)
一度聞いたことの内容を絶対に忘れないこと。
地獄も住み処(じごくもすみか)
住み慣れてしまえば、たとえ地獄のようなひどい所でも、住み心地がよくなるというたとえ。
地震、雷、火事、親父(じしん、かみなり、かじ、おやじ)
世の中で恐ろしいとされているものを、こわいもの順に並べた言葉。
地震の時は竹薮に逃げろ(じしんのときはたけやぶににげろ)
地震の時は竹やぶが避難場所としてすぐれているということ。竹は根を広く張っているため地割れが少なく、竹は倒れにくく、もし倒れても軽いため怪我が少ないことなど、経験からいわれている言葉。
地蔵の顔も三度(じぞうのかおもさんど)
気の長い相手でも、無遠慮を重ねられればいつかは怒る。こちらの甘えが度を越したところで、相手の辛抱は切れてしまう。
地蔵は言わぬが我言うな(じぞうはいわぬがわれいうな)
黙っていてくれと頼んだ当人のほうが、辛抱しきれずに先に喋ってしまう。道端の石仏に念を押した男が、その石仏から同じ言葉を返されたという話にもとづく。
地団駄を踏む(じだんだをふむ)
何度も足を踏み鳴らして悔しがるようす。「地団駄」は、地蹈鞴(じだたら)が変化した語で足で地を何回も踏みつけること。「地団太」とも書く。
地続きは買うておけ(じつづきはこうておけ)
自分の土地と地続きの土地が売られていたら買っておけということ。
地で行く(じでいく)
飾り立てたりせずに、ありのまま振る舞うこと。または、物語や小説の中だけでしか行われないようなことを実際に行うこと。
地を出す(じをだす)
何かのきっかけで、本来その人が持っている性格や隠していた本性があらわれること。 「生地を出す」ともいう。
地位は人を作る(ちいはひとをつくる)
それなりの地位に就くと、その地位にふさわしい人間に成長していくということ。
地下に眠る(ちかにねむる)
死んで埋葬されていること。また、宝物などが埋蔵されていること。
地下に潜る(ちかにもぐる)
非合法な社会運動や政治活動などを、取り締まりや世間の目の届かない所で秘密裏に行うこと。
地から湧いたよう(ちからわいたよう)
今まで影も形もなかったものが、急に現れるさま。
地が傾いて舞が舞われぬ(ちがかたむいてまいがまわれぬ)
言い訳ばかりして実行に移さないこと。また、状況や環境の不備を理由に、自らの責任を回避しようとすること。 「舞が舞えないのは地面が傾いているせいだ」という発想に由来する言葉。
地球は青かった(ちきゅうはあおかった)
1961年、ソ連の宇宙飛行士ユーリイ・ガガーリンが、宇宙から地球に帰還した後に語った言葉。
地に足が着かない(ちにあしがつかない)
1.うれしさや緊張などのために、気持ちが落ち着かず、そわそわしている様子。 2.考えや計画、行動が浮ついていて、確かさや着実さに欠ける様子。 「着かない」は「付かない」とも書く。 「地に足が着(付)かない」ともいう。
