「癖」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 3 件
故事・ことわざ・慣用句一覧
癖ある馬に能あり(くせあるうまにのうあり)
乗りこなしにくい馬ほど、脚のよさを隠し持つ。手を焼かせる人物にも、ほかでは代えのきかない持ち味が備わっていて、置き場所さえ得れば、それが表に出てくる。
癖なき馬は行かず(くせなきうまはゆかず)
言われたことに素直に従うだけの人よりも、手を焼くほど強い個性を持った人のほうが、大切な場面ではかえって頼もしい働きをする、というたとえ。 気性がおとなしいだけの馬は、乗っても思うように前へ進まず、走りもふるわない。そうした馬の姿を人の性質に重ねた句。「行かず」とは、馬の足がなかなか前へ出ないことだ。 癖のあるほうを認める形で同じ趣旨を述べた句に[[癖ある馬に能あり*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/8088.php]]や[[名馬に癖あり*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/673.php]]がある。
癖になる(くせになる)
よくない習慣が身にしみつき、直そうとしても直しにくくなる。あるいは、一度したことや見のがしたことが悪い前例として残り、同じことがくり返されるもとになる。 もともと悪いことをいう表現だが、近年は「一口食べたら癖になる」などと、よいものにひかれて、くり返し味わいたいと思う心持ちを込めて使う人もふえている。 習慣にかかわる句として[[習い性となる*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/6102.php]]がある。
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