癖なき馬は行かず
ことわざ「癖なき馬は行かず」の意味・読み方を解説します。
癖なき馬は行かず
くせなきうまはゆかず
| 言葉 | 癖なき馬は行かず |
|---|---|
| 読み方 | くせなきうまはゆかず |
| 意味 | 言われたことに素直に従うだけの人よりも、手を焼くほど強い個性を持った人のほうが、大切な場面ではかえって頼もしい働きをする、というたとえ。
気性がおとなしいだけの馬は、乗っても思うように前へ進まず、走りもふるわない。そうした馬の姿を人の性質に重ねた句。「行かず」とは、馬の足がなかなか前へ出ないことだ。 癖のあるほうを認める形で同じ趣旨を述べた句に癖ある馬に能ありや名馬に癖ありがある。 |
| 例文 | 新人の中でいちばん口答えの多かった彼が、トラブルの日には真っ先に動いてくれた。まさに癖なき馬は行かずだと思った。 |
| 場面 | 才能・能力 / 馬 |
| 使用漢字 | 癖 / 馬 / 行 |
「癖」を含むことわざ
- 厭じゃ厭じゃは女の癖(いやじゃいやじゃはおんなのくせ)
- 煙霞の癖(えんかのへき)
- 癖ある馬に能あり(くせあるうまにのうあり)
- 仕事幽霊飯弁慶、その癖夏痩せ寒細り、たまたま肥ゆれば腫れ病(しごとゆうれいめしべんけい、そのくせなつやせかんぼそり、たまたまこゆればはれやまい)
- 手癖が悪い(てくせがわるい)
- 無い物食おうが人の癖(ないものくおうがひとのくせ)
- 無くて七癖、有って四十八癖(なくてななくせ、あってしじゅうはっくせ)
- 難癖を付ける(なんくせをつける)
- 一癖も二癖もある(ひとくせもふたくせもある)
- 人に七癖、我が身に八癖(ひとにななくせ、わがみにやくせ)
「馬」を含むことわざ
- 敢えて後れたるに非ず、馬進まざるなり(あえておくれたるにあらず、うますすまざるなり)
- 朝雨馬に鞍置け(あさあめうまにくらおけ)
- 朝には富児の門を扣き、暮には肥馬の塵に随う(あしたにはふじのもんをたたき、ゆうべにはひばのちりにしたがう)
- 荒馬の轡は前から(あらうまのくつわはまえから)
- 鞍上人なく、鞍下馬なし(あんじょうひとなく、あんかうまなし)
- 生き馬の目を抜く(いきうまのめをぬく)
- 一馬の奔る、一毛の動かざるは無し(いちばのはしる、いちもうのうごかざるはなし)
- 一番風呂は馬鹿が入る(いちばんぶろはばかがはいる)
- 一匹の馬が狂えば千匹の馬も狂う(いっぴきのうまがくるえばせんびきのうまもくるう)
- 牛にも馬にも踏まれず(うしにもうまにもふまれず)
