「胸」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 31 件
「胸」から始まる漢字を含む故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
胸襟を開く(きょうきんをひらく)
心の中に思っていることをすっかり打ち明けること。「胸襟」は、胸と襟から転じて心の中の意。
胸中、成竹あり(きょうちゅう、せいちくあり)
事をするにあたって、あらかじめ十分な見通しが立っていることのたとえ。 「成竹」は、事前に心の中で考えている計画のこと。 竹の絵を描くときには、胸の中に竹の形を思い浮かべてから描きはじめるとの意から。
胸糞が悪い(むなくそがわるい)
不快で気分が晴れない様子。 「胸糞」は、胸を卑しめていう言葉。
胸突き八丁(むなつきはっちょう)
山頂付近の険しく急な坂道。富士登山で、頂上までの八丁(約八七二メートル)の険しい斜面のことから。
胸が熱くなる(むねがあつくなる)
感動すること。
胸が痛む(むねがいたむ)
心配や悲しみなどから、つらい気持ちになること。
胸が一杯になる(むねがいっぱいになる)
ある物事に感銘を受けたり悲しみを感じたりして、それ以外の事はなにも考えられなくなる様子。
胸が躍る(むねがおどる)
喜びや期待などから気持ちがうきうきすること。
胸が裂ける(むねがさける)
悲しさや悔しさなどから、耐えられないほどの苦しさを感じるさま。 「胸が張り裂ける」ともいう。
胸がすく(むねがすく)
心につかえていた不平や不満などがなくなり、すっきりとした気分になること。
胸が高鳴る(むねがたかなる)
希望や期待などから、感情が高ぶる様子。
胸が潰れる(むねがつぶれる)
ひどく驚き悲しんで、胸がしめつけられる様子。
胸が詰まる(むねがつまる)
喜びや感動、悲しみなどを感じて、胸が苦しくなる様子。
胸が塞がる(むねがふさがる)
悲しみや心配、不安などから気持ちが暗くなるさま。
胸が焼ける(むねがやける)
食べ過ぎたり飲み過ぎたりして、みぞおち周辺に焼けるような不快感を覚えること。 「胸焼けがする」ともいう。
胸三寸に納める(むねさんずんにおさめる)
聞いたことも思ったことも、外へは一切こぼさず内側だけで抱えておく。出せないのではなく、初めから出す気がない。
胸に一物(むねにいちもつ)
心に何かたくらみを抱いていること。 「腹」は心の中のこと。 「胸に一物」ともいう。
胸に刻む(むねにきざむ)
別れぎわの言葉や、その人の面ざしを、そのまま自分の内側へ写し取る。年を経ても色が褪せないように、思いのほうまで一緒に抱えて生きることをいう。
胸に釘(むねにくぎ)
まるで胸に釘を打たれたように、弱点を突かれてうろたえること。 「胸に釘打つ」「胸に釘針刺す」ともいう。
胸に迫る(むねにせまる)
感銘を受けて、心が満たされること。
胸に手を当てる(むねにてをあてる)
自分のした事を静かに振り返り、心当たりがないか探ってみること。相手をとがめるときの言い方にもなる。
胸に秘める(むねにひめる)
他の人には言わずに、心の中に隠しておくこと。
胸を痛める(むねをいためる)
一人であれこれと思い悩んだり心配したりすること。
胸を打つ(むねをうつ)
強い感動を受けること。また、人に感動を与えること。
胸を躍らせる(むねをおどらせる)
期待や喜びなどから、わくわくした気持ちになること。
胸を借りる(むねをかりる)
自分よりも実力が上の者に練習相手になってもらうこと。 相撲で、下位の力士が上位の力士に稽古の相手になってもらうとの意から。
胸を焦がす(むねをこがす)
恋慕の情に苦しむこと。特に、異性に恋焦がれること。
胸を突く(むねをつく)
不意を打たれて、はっと心が揺れること。上り坂の勾配が険しいようすにもいう。
胸を撫で下ろす(むねをなでおろす)
案じていたことが収まって、ほっと息をつくこと。
胸を張る(むねをはる)
堂々として、自信に満ちあふれた態度を示すこと。
