以ての外とは
以ての外
もってのほか
言葉 | 以ての外 |
---|---|
読み方 | もってのほか |
意味 | 思いもよらないこと。とんでもないこと。
また、想像以上に程度がはなはだしいこと。 |
使用漢字 | 以 / 外 |
「以」を含むことわざ
- 油を以って油煙を落とす(あぶらをもってゆえんをおとす)
- 佚を以って労を待つ(いつをもってろうをまつ)
- 夷を以て夷を制す(いをもっていをせいす)
- 怨みに報ゆるに徳を以てす(うらみにむくゆるにとくをもってす)
- 己を以て人を量る(おのれをもってひとをはかる)
- 恩を以て怨みに報ず(おんをもってうらみにほうず)
- 管を以て大空を測る(くだをもっておおぞらをはかる)
- 管を以て天を窺う(くだをもっててんをうかがう)
- 薫は香を以て自ら焼く(くんはこうをもってみずからやく)
- コンマ以下(こんまいか)
- 升を以て石を量る(しょうをもってこくをはかる)
- 千丈の堤も螻蟻の穴を以て潰いゆ(せんじょうのつつみもろうぎのあなをもってついゆ)
- 卵を以て石に投ず(たまごをもっていしにとうず)
- 血を以て血を洗う(ちをもってちをあらう)
- 天に口なし人を以て言わしむ(てんにくちなしひとをもっていわしむ)
- 蟷螂が斧を以て隆車に向かう(とうろうがおのをもってりゅうしゃにむかう)
- 徳を以て怨みに報ゆ(とくをもってうらみにむくゆ)
- 毒を以て毒を制す(どくをもってどくをせいす)
- 羊を以て牛に易う(ひつじをもってうしにかう)
- 人を以て鑑と為す(ひとをもってかがみとなす)
- 人を以て言を廃せず(ひとをもってげんをはいせず)
- 火を以て火を救う(ひをもってひをすくう)
- 暴を以て暴に易う(ぼうをもってぼうにかう)
- 以て瞑すべし(もってめいすべし)
- 養う所を以て其の養う所を害せず(やしなうところをもってそのやしなうところをがいせず)
- 類を以て集まる(るいをもってあつまる)
- 和を以て貴しとなす(わをもってとうとしとなす)
「外」を含むことわざ
- 顎が外れる(あごがはずれる)
- 当てが外れる(あてがはずれる)
- 当て事と畚褌は先から外れる(あてことともっこふんどしはさきからはずれる)
- 当て事と越中褌は向こうから外れる(あてごととえっちゅうふんどしはむこうからはずれる)
- 当て事は向こうから外れる(あてごとはむこうからはずれる)
- 家を外にする(いえをそとにする)
- 色は心の外(いろはこころのほか)
- 色は思案の外(いろはしあんのほか)
- 内で掃除せぬ馬は外で毛を振る(うちでそうじせぬうまはそとでけをふる)
- 内裸でも外錦(うちはだかでもそとにしき)
- 内弁慶外すばり(うちべんけいそとすばり)
- 内孫より外孫(うちまごよりそとまご)
- 頤を外す(おとがいをはずす)
- 思い内にあれば色外に現る(おもいうちにあればいろそとにあらわる)
- 蚊帳の外(かやのそと)
- 兄弟牆に鬩げども外その務りを禦ぐ(けいていかきにせめげどもそとそのあなどりをふせぐ)
- 桁が外れる(けたがはずれる)
- 外面似菩薩、内心如夜叉(げめんじぼさつ、ないしんにょやしゃ)
- 外面如菩薩、内心如夜叉(げめんにょぼさつ、ないしんにょやしゃ)
- 恋は心の外(こいはこころのほか)
- 恋は思案の外(こいはしあんのほか)
- 酒外れはせぬもの(さかはずれはせぬもの)
- 座を外す(ざをはずす)
- 四百四病の外(しひゃくしびょうのほか)
- 席を外す(せきをはずす)
- 外愛嬌の内そんぶり(そとあいきょうのうちそんぶり)
- 外面がいい(そとづらがいい)
- 外堀を埋める(そとぼりをうめる)
- 外孫飼うより犬の子飼え(そとまごかうよりいぬのこかえ)
- 箍が外れる(たががはずれる)