鼎を定む
ことわざ「鼎を定む」(かなえをさだむ)の意味・読み方を解説します。
鼎を定む
かなえをさだむ
| 言葉 | 鼎を定む |
|---|---|
| 読み方 | かなえをさだむ |
| 意味 | 天子が都を置く土地を決めること。新しい都を開くこと。
「鼎」は、三本の足がついた青銅の器。中国の古い時代には、王の位を表す大切な宝物とされた。「定む」は、今の「定める」にあたる。「定」の代わりに、決める意味をもつ「奠」の字で書かれる場合もある。 『春秋左氏伝』の宣公三年の記事による。楚の荘王が周の鼎の大きさや重さをたずねたとき、周の臣下の王孫満は、周の成王が鼎を郟鄏(こうじょく)の地に据えて都を開いたことを語り、周が天から受けた命はまだ改まっていないと答えて、楚の問いをはねつけた。 「鼎の軽重を問う」も、これと同じ場面にちなむ。 |
| 例文 | 長い戦いを終えた王は、川と山に守られたこの平野を見渡し、「ここに鼎を定むべし」と家臣たちに告げた。 |
| 出典 | 『春秋左氏伝』宣公三年 |
| 場面 | 政治 |
| 使用漢字 | 鼎 / 定 |
