「さる」で終わる故事・ことわざ・慣用句 — 19 件
「さる」で終わる故事・ことわざ・慣用句を一覧で紹介します。各語を選択すると意味・読み方などの詳細を確認できます。
故事・ことわざ・慣用句一覧
あるはないに勝る(あるはないにまさる)
何事であれ、まったく無いよりは少しでもあるほうがましということ。
生きている犬は死んだライオンに勝る(いきているいぬはしんだらいおんにまさる)
どんな偉人でも死んでしまってはおしまいだから、凡人でも生きている方がいいということ。
犬と猿(いぬとさる)
仲の悪い関係のたとえ。 単に「犬猿」、また「犬と猿」ともいう。
言わぬは言うに勝る(いわぬはいうにまさる)
胸の底にあるものほど、言葉にしたとたんに薄くなる。何も告げずにいるさまが、かえってそのままの深さで相手に届く。 また、言葉数の多さをたしなめる側でも使われる。
買うは貰うに勝る(かうはもらうにまさる)
人から物を貰えば得したような気がするが、気持ちの負担になるし相手に借りができてしまったりする。物はもらうよりも自分で買うほうがよいということ。
木から落ちた猿(きからおちたさる)
頼みとするものを失って、途方にくれている状態のたとえ。
気が腐る(きがくさる)
気になることがあって気分が晴れないさま。
聞きしに勝る(ききしにまさる)
耳に入れていた話のほうが小さかったと、じかに接して知る。あらかじめ描いていた見当を、目の前のものが越えている。
毛のない猿(けのないさる)
人情や良心がない人のたとえ。 体に毛がないことだけが、猿との違いだとの意から。 「毛のない犬」ともいう。
健康は富に勝る(けんこうはとみにまさる)
積んだ蓄えは失っても取り返せるが、損なった体はそうはいかない。英語の Health is better than wealth. を写した言い方。
四時の序、功を成す者は去る(しじのじょ、こうをなすものはさる)
やり遂げた者はその場に居座らず、次の者に席を明け渡すものだということ。 春が夏に、夏が秋に入れ替わるように、季節も務めを果たせば速やかに退くことから。
抱かさせば負ぶさる(だかさせばおぶさる)
一つ聞き入れてもらうと、そのまま次を求めて際限がなくなることのたとえ。 背に負ってやれば今度は前で抱けとせがむ、子どもの甘えぶりになぞらえた言い方。 「負ぶえば抱かろう」「負んぶすれば抱っこ」「抱かさせば負ぶさる」ともいう。
時移り事去る(ときうつりことさる)
時が過ぎゆくうちに、かつて時めいたものも、もとの姿をとどめなくなること。
二月は逃げて去る(にがつはにげてさる)
正月が終わったと思っていると、二月もあっという間に終わり、すぐに三月がやってくる。二月は、まるで走って逃げるかのように早く過ぎ去るように感じるということ。 「二月」と「逃げる」の「に」を掛けて言ったもの。 「二月は逃げて去る」ともいう。
糠味噌が腐る(ぬかみそがくさる)
調子外れの下手な歌いぶりをからかうことば。
腸が腐る(はらわたがくさる)
精神が堕落して正しい心を失うこと。
水の月取る猿(みずのつきとるさる)
自分の能力をわきまえず、欲張ったまねをして失敗することのたとえ。 猿が水に映った月を取ろうとしたとき、枝が折れ水に落ちて溺れ死んだという故事から。 「猿猴が月」「水の月取る猿」「月の影取る猿」ともいう。
予防は治療に勝る(よぼうはちりょうにまさる)
病気になって治療するより、病気にならないように予防するほうがよいということ。転じて、問題が起こってから処理するよりも、問題が生じないようにすることが大事だということ。
世を去る(よをさる)
この世から去る。死ぬ。
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