「帷」から始まる故事・ことわざ・慣用句 — 3 件
故事・ことわざ・慣用句一覧
帷幄に参ずる(いあくにさんずる)
戦いの作戦など、軍の大事な計画を内々で練る相談の席に加わること。広くは、表に出せない重大な話し合いに、内側の一員として入る意でも用いる。 「帷」と「幄」はどちらも幕のことで、昔の戦では大将のいる陣をこれらの幕で囲み、その内側で作戦を考えた。そこから「帷幄」は、戦の方針を決める本陣そのものも指す。「参ずる」は出向いてその場に加わる意。 本陣にあって主君を支える参謀のことは[[帷幄の臣*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/1152.php]]という。
帷幄の臣(いあくのしん)
参謀のこと。「帷幄」は垂れ幕や引き幕のことで、その幕を張り巡らした本陣で主君を補佐し、作戦計画を立てる臣の意から。 作戦を練る内々の相談の席に加わることは[[帷幄に参ずる*https://kotowaza.jitenon.jp/kotowaza/8760.php]]という。
帷を下す(いをくだす)
①世間のわずらわしい用事から離れて部屋に閉じこもり、本を読んで学問ひとすじに過ごすこと。 ②塾を開いて、集まってきた弟子たちに学問を教えること。 中国、漢の時代の学者、董仲舒(とうちゅうじょ)の話から。董仲舒は部屋にとばりを垂らして書物を読み、弟子たちに講義をした。教えは古くからの弟子が新しい弟子へと順に伝えていったので、董仲舒本人の顔を一度も見ないまま学ぶ者もいたという。また、三年のあいだ自分の家の庭さえながめずに学問に励んだとも伝えられる。 「帷」は、部屋を仕切ったり外から見えなくしたりするのに垂らす布のこと。
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