帷を下す
ことわざ「帷を下す」(いをくだす)の意味・読み方を解説します。
帷を下す
いをくだす
| 言葉 | 帷を下す |
|---|---|
| 読み方 | いをくだす |
| 意味 | ①世間のわずらわしい用事から離れて部屋に閉じこもり、本を読んで学問ひとすじに過ごすこと。
②塾を開いて、集まってきた弟子たちに学問を教えること。 中国、漢の時代の学者、董仲舒(とうちゅうじょ)の話から。董仲舒は部屋にとばりを垂らして書物を読み、弟子たちに講義をした。教えは古くからの弟子が新しい弟子へと順に伝えていったので、董仲舒本人の顔を一度も見ないまま学ぶ者もいたという。また、三年のあいだ自分の家の庭さえながめずに学問に励んだとも伝えられる。 「帷」は、部屋を仕切ったり外から見えなくしたりするのに垂らす布のこと。 |
| 例文 | 祖父は役所を退いたあと、ふるさとで帷を下し、近所の子どもたちに書道と漢文を教えている。 |
| 出典 | 『史記』儒林列伝 |
| 場面 | 勉強・勉学 / 教育 |
| 使用漢字 | 帷 / 下 |
「帷」を含むことわざ
- 帷幄に参ずる(いあくにさんずる)
- 帷幄の臣(いあくのしん)
- 帷を下す(いをくだす)
- 寒に帷子、土用に布子(かんにかたびら、どようにぬのこ)
- 籌を帷幄に運らし、勝ちを千里の外に決す(はかりごとをいあくにめぐらし、かちをせんりのほかにけっす)
